新聞の切り抜きを意識してみました、脅迫状? ははは

12月の泣き言・リセットかかったかな?
微妙に修正中です



2003年12月14日(日)

日帰り強行軍


 土日きっぷの話を8月にも1回しましたが、こりゃ実に便利ですわ。残念ながら3月までの期間限定発売らしく、切符といっしょにアンケートを配って様子を見ているので単なる企画モノで終わるか定期発売にするか迷ってるのかなぁって気がします。こいつの親分にあたる切符に三連休きっぷってのがあって、この切符の発売日が月曜日が赤い日に限定されてるので、あまり使い道がないのが残念、ただしJR東日本の全線乗車可能なので腰据えて旅行するにはちょうどいいかも。
 実は今回もあまり大きな声ではいえないけれど、小さな声じゃ聞こえない、話せば長いが時間がない。そんな感じで土日きっぷの恩恵にあずったわけです。JR東日本様には是非に土日きっぷの通年販売をお願いしたいところです。
 実は昨日、数少ない友人がなんか機材のトラブルかななにかで福島に日帰り出張が前から決まってて、わたしもこの日、日曜日には今年4回目の知り合いの結婚式が長野であるという偶然。でもって友人の方は後で出張旅費が領収書なしでも定額で精算されるというすごいいいかげん社員を信用している会社というありさま、どっちもJR東日本管内、往復は新幹線確定だけどもどっちもさしあたってまとまったお金がない。というお互いの利害関係が一致、結果土日きっぷの代金16000円を半額ずつ出し合いまして、土曜日はお前が使って日曜日は俺が使う、そんな感じで利用することになりました。(原則切符は持参人有効なので、こういう使い方もありなはず)で、昨日、出張帰りの友人をとっつかまえて福島みやげといっしょに土日きっぷを強奪してきたわけです。
 で、東京駅から新幹線に乗って長野へ1時間40分。新幹線が開業してから初めて長野へ行くわけなのですが、自分の知ってる駅前の景色が京都以上に激しく変わってしまって、特に軽井沢に至っては泣くしかないくらい吉祥寺になっちゃってるわけです。静かな別荘地なんでしょ? 軽井沢って。なんで駅前にスーパーの親分みたいなアウトレットモールができてるんですか? なんて思いながら長野駅に着。しかし、碓氷峠以降トンネルが多くてなんとも味もそっけもない新幹線ですね、そんな感じがしました。
 しかし、最近の連中は仏滅以外なら休日優先で式をあげる傾向があるんですな。この日は先勝で、六輝では午前中吉、午後は凶みたいな日ですが、平気で午後1時(13時)からの式とあいなってます。で、初めて新婦と会見。おそらくはこれで一生顔をあわせないんだろうなぁ、なんて思いながらご挨拶、頭を下げるとウエディングドレスのお腹の部分はちょっとぽっこり。なるほどね……新郎ちゃん、最近の流行を追ったわけですか、で、嫁さんの実家に連れられて長野で一生を終わると。お気の毒に、むしろ幸せなのかな? やくざな仕事してるより、田舎でのんびり暮らした方がマシだだと思うしね。いまの世の中。
 そんなこんなで結婚式も披露宴も無事終了、二次会行くほど余裕がないし、殆どが新婦の友人で、しかもほぼ全員既婚者なんて言われたら余裕があっても出る気なし、皆様もそうじゃないですか? で、まだ明るいうちに善光寺さんを拝んで、昔受けた福銭を返して、新しい福銭をもらい受けて長野駅に、このまま新幹線で返るのももったいないって気がして長野駅前のみどりの窓口で時刻表をひっぱって路線とルートの確認。ただいま時刻は17時30分
 そーいや上諏訪の駅のホームに露天風呂あったよな? 風呂入って次の電車待ってもその日のうちに帰れるかな? と時刻表を確認。お、特急しなのに乗って塩尻で降りて上諏訪まで普通でいけば40分くらい風呂に入れてあずさで帰れる。決定。

 と、長野新幹線で帰れば1時間40分のところをわざわざ寄り道して4時間とかかけて遠回りする気になるのもいままで圧迫されてた反動なのかもです。実際正規の運賃払ってこのルートを通るかといえば間違ってもそんなことはしないです。そんな感じ。
 外が真っ暗なのはしかたないとして、それでも車窓からの景色を意地でも見るようにして上諏訪到着、さぁ風呂だふろ……、足湯ってなんですか……? 駅前露天風呂の看板がなくなってて足湯ののれんが下がってるし。まぁいいや、中入ろう……。足しか入れないし……まぁいいか。ホームに向かって座っていられるので列車が通過するさまが見られるのはうれしいけど飲食禁止なのが残念な感じ。
 とまぁ、半分空振りに近い状態ではありましたが、上諏訪からあずさに乗って新宿到着。なんか、騒ぎのせいで失った時間を必死に取り戻してる気がする。


2003年12月13日(土)

ちょっとした悪夢と妄想


 「ごしゅじんさまぁ、ホントは好きな人がいるんでしょう?」おいおい、どうした葉月、急にそんなことを聞いて? 「ねぇ、あたしよりも、その人が好きなの? あたしのことキライ?」いきなりそんなこと聞かれてもなぁ……、こまったなぁ。「やっぱり、ごしゅじんさま好きな人がいるんだ。そうだよね、あたしこんなんだもんね」ちょい待て葉月、こういういい方するのはフェアじゃないかも知れないけど……。女の子は女の子、葉月は葉月ってオレは思っているんだけどな、それって、答えになってないか。「う〜ん。それってどういう意味?」オレ自身。フツーの女の子に好意を抱いてるのかも知れないし、形はどうあれこんなんでもまだ男だからね、猫の子よりは女の子に好意があるのも確かだよ。ただな、葉月……。この先、お前がどういう形で現れてるのかどういう進化を遂げるのか、わからないしな。もしかしたらいままでみたいに、ただの小悪魔や飼い猫みたいな見かたしかできないかも知れないし……、それ以外のことはまだわからないじゃないか。「それホント? あたしのことキライになったり、捨てたりしない?」ばぁか、こっちからそんなことできるわけないだろ! 「あはっ……よかったぁ。あたし、すっごく心配しちゃったのぉ」らしくないなぁ、葉月。何があったんだ、いきなり?「だって昨日、ごしゅじんさま、あたしの知らない女の子とすごく親しそうに話してたからぁ……」、み、見てたのか? あれは仕事先の担当さんなんだけどね……そう見てくれなかったのかぁ!?「それでね、それ見てたら、その子がごしゅじんさまの魂を抜いちゃいそうな気がしたの。もし、そうなちゃったら……あたし、もしかしたら捨てられちゃうのかなって、思ったのぉ……」葉月……? 「ごしゅじんさまぁ……、あたしのモノにならないんだったら、誰の物にもならないで! もしだれかに心を奪われるようなコトがあったら、あたし、その人の身体乗っ取ってでも、ごしゅじんさまといっしょにいるんだから!」ちょっと待て! 葉月、お前、いったい何があったんだ!!

「はい、ごしゅじんさまぁ! さっさと起きるぅ、起きたらぁちゃぁんとあたしのために仕事するのぉ!」うがぁ〜。フライパンとおたまを頭の上でガンガン鳴らすなよ〜、どうせなら寝ぼけてフライパンのかわりに出刃包丁でも持って「失敗やぁ〜」とかいうくらいの芸みせろっての! それに、今日は土曜日だろうが! 今年はカレンダー通りに休むって決め込んでるって前々からいってたじゃあないかよ! 「あはは、そうだったっけ?」あははじゃないよ。「じゃぁ、ごしゅじんさま? いっしょに遊びに行こうよ」こら、実はそのつもりで起したんだろ? 「えへへ、あたりぃ〜♪ 江戸川は2日目、平和島も2日目、多摩川は初日だよ〜♪」レースガイドはしなくていい! そのくらいは抑えてあるってば! わかったわかった、競艇でも遊園地でもドライブでも葉月の好きなところ連れて行ってやるってぇ! 但し、遊園地といっても浅草の花やしきだけどな。「わーい♪」…………、いまわたしを起してる葉月、ちっさい葉月、夢の中の葉月、どれがいったい本当の葉月なんだろう……。


2003年12月 9日(火)

ぶちきれ!


 わたしとT君 3年まけ組 えどがわこじき

 わたしが非常勤講師をしている学校にT君という男の子がいます。年齢は22歳です。この専門学校に入学する前に四年生大学を卒業してきたそうです。
 わたしにとって、T君との出会いはそれはとても衝撃的なものでした。衝撃的といっても、わたし自身がオタク業種にも造詣がある以上、落ちこぼれ最後の心のよりどころという幻想と最大級の誤解をもって、挙げ句に「世界観」という字が漢字で書けず、「生存確立0%」と平気で書いた挙げ句に、どこがまちがっているか理由をわからず、「このIME壊れてます。雰囲気が漢字変換できません」と人を呼びつけ、よくみると入力された文字は「ふいんき」……しかも本人はそれが正しいと18年間信じてきているので何故変換できないのかがわかっていない。まさに平日の競艇場にたむろするドロップアウト者の方が遥かにボキャブラリーで勝っている(罵倒語限定かもですが)レベルの人間が企画やシナリオライターとしてゲーム業界を志望する連中を何人も見、そして、それらの扱いには慣れているつもりでした。
 教壇に立つ者、その経験のあるものであれば、たとえ問題があろうとも学生とのコミュニケーション方法のひとつとして、普通に講師と学生という関係で向き合うというのが基本中の基本だというつもりでもいました。いうまでもなく、普通の講師と学生とのコミュニケーション方法は「教育」という形が一般社会では常識であろうと思います、しかし、T君との関係はそれとはまったくかけ離れたものでした。
 新学期、初めて彼を見たときは確かにどこか普通と違うという印象を抱いてました。おそらくはその前年にも前々年にもいた、典型的な毒電波を放つタイプの学生とは違った単なるうるさいだけのやつ奴という印象から始まったもので、その段階ではまだまだ普通の扱いをしようと心がけておりました。
 しかし、週を重ねるごとにその言動や行動が目に余るものがあり、何度か注意をしてきたつもりなのですが、全く改まる気配が見えません。それどころか他のクラスの人間も彼の異様さに気がつき、警戒をするようになってきたのです。
 おそらく、接し方のルールがわからないのか、無邪気に周囲の人に対して迷惑なことをしてしまっていることに全く気がついていない。そして敬語以前の問題で、韓国人留学生のいる目の前で誤解を招くような直球な発言をしてみたり、連続性のない知識をむりやりつなげてまったくのデタラメを口にして得意がっている。その件に関して指摘をしても、なぜ指摘されたのか理解されることはない。
 いわゆる「空気を読めない」というレベルを遥かに越え、彼の周囲に空気が存在しないという感じの勢いで、すでに話題が切り替わっても話の主導権を得るまでは同じ話を延々と話し続け、周囲の空気を重くするようなこともしばしば。
 約8ヶ月ほど経過し、他のクラスの学生も露骨にそいつを排除するような感じの動きを見せたせいもあり、かろうじて回りの空気を少しを読む努力をするようになったのか、奇行に走ることは減って、フツーの学生のように見えるようになったみたいではありますが、この手のタイプの子は100%果汁のオレンジジュースみたいな物であるという声を聞きます、確かに22年間の間で、だんだん水を加えられ薄められてきたとは思います、しかし一口飲んで「これはオレンジジュースだ!」とわかるレベルはすでに越え、半端に水に近いけれどなにかオレンジの味が混じっているなというくらいにはなっているみたいですが、オレンジジュースが一滴でも残っている場合は「純粋な水」には決してなれないということに気がついています。わたしは、どうすればいいのでしょうか? 案の定、今日も3分ほど話してみたら、ブチキレ発言をしてしまいました。ブチキレの最大原因は、この手の学生にありがちな『俺様は偉大なクリエイター、俺様の言うことは正しく他の学生とは違う、ただ、お前みたいな講師や企業の採用担当者が俺様の才能を恐れて俺を潰そうとしているのだ』理論で話を始めたせいであります。たとえ事実がそうであったとしても、こいつの企画やこいつ個人に資金提供をするような奴はいねぇだろうと確信しておりますが。

 結局普通に扱うことをやめ、「教育」ではなく「調教」のノリでこいつと接する覚悟を決めました。とうぜんカウンセラーでも精神科医でもないので治療の義務などはないので、とりあえずこいつに恐怖心を植えつけ、近寄らせない、あるいは迂闊に口を開くと一気に畳まれる。あるいは体罰を受けるかもという本能的に危険と思わせるような存在として彼の精神にわたしの存在を焼きつけるようにしました。
 そのために、何度もイヤなオトナを演じます……。他の学生はわかってくれたみたいだけど。


2003年12月 8日(月)

決 着


 2001年11月末〜1月にかけて、競艇恐怖新聞社更新停滞の記念すべき転落の第一歩の直接原因をつくってくれた例の大先生の置きみやげとそれを含めた後始末と火消しに奔走していた結果、資金繰りの悪化による事務所の規模縮小、そして交渉や裁判に費やした時間のお蔭で発生したさまざまなトラブルが全部決着し、法律的にはすべて解決しました。
 ひとえにそのあいだ、生暖かく見守って下さいました数少ない常連の皆様ひとりひとりに、励ましや催促のメールを送って頂きました皆様に、海よりも深く感謝する次第であります。
 じっさいこの一件で、弁護士費用やらなんやらで、預金も債権もなにもかもぜんぶ吐き出してしまったわけですわい。本音言っちゃえば、原稿とぼけて逃げて回ったの以外は大先生が悪いというわけではないのですが、弱小プロダクションで問題起せば、そんな事務所は簡単に吹っ飛ぶってのを何度も見てきてるだろうし、そのクリーチャーの様な体重でいくつも押し潰してきただろうに、うちに対しても同じことをしてくれてありがとう、おかげさまで、うちの事務所の中で仕事を定期的に取れる能力が高いわたしが、事務所を潤す仕事を取らずにかけずりまわったおかげで、かくのごとき仕儀と相成ってしまったわけです。
 まぁ、過ぎたことはしかたないですし、弁護士さんがいうには、訴えれば彼のかかわった件に関する逸失利益分は確実にふんだくれるというアドバイスを頂きましたが、原稿を書く能力が大幅に欠落してる脂肪の塊に、そんな金額が払えるワケがないに決まってるので、訴えるだけ損ってな形で見逃しました。ホントはそういう逃亡クセを辞めさせるためにはガツンと東京地裁あたりにご足労願うのも手だったのですが、まぁいいや、ヤツも脂肪に覆われた脳の中にもまだまとも動く部分は『保身』のための悪知恵だけを残しているに違いないので、そんな濃縮された悪知恵を振りかざされても面倒なだけだし、別にもう友人でもなんでもないし、わかってるくせにいまだにワビの一言もいれに来ない大御所先生様なので、そんな偉い人は相手にするだけカロリーのムダって感じですね、え? それは大御所でもなんでもなく、単なるチキン野郎だって? あ〜あ、言っちゃった、その言葉だけは避けてたのに……、なんてね♪ え? そんなこといって、いまここで充分そいつをかまってるじゃないかって? まぁ、これが最後なのでいわせてくださいな。どうせもうこっちの業界にいないはずの人ですからね♪
 というわけで、なんとかなると思います。これから仕事と競艇のリハビリだぁ……。


2003年12月 1日(月)

これにてカンスト



やっと達成

ファンタシースターオンライン(Windows)
(C) SEGA / SONICTEAM, 2000.2001
 2003年12月31日をもって、PSOのオンラインサービスが終了ということで、あわててしばらく放置気味だった『HUnewearlのHaduki』をこっちの葉月以上に虐待した挙げ句に、無事ラスボス相手にプレイヤー側の最高レベルのLevel200にまでアップさせることができました。しかし……一匹あたり250くらいしか経験点が加算されないところでよくもまぁ9000万以上の経験点を稼いだもんです……。人はそれを『廃人』と呼ぶそうですが。まぁ、それもいいだろうって感じですな。
 で、こっちの葉月も気がつけば一部のマニア様にファンがいて、一時期は葉月ファンクラブなるサイトがあったり、絵心のあるプレイヤー様のサイトにはこの子(PC上のキャラ)をその絵描きさんの手で脳内補完してそのサイトのトップを何度か飾っていただけたり、裸にひん剥かれてみたりってなこともあったらしくて、ゲーム内以外でもいろいろコミュニケーションをとらせてもらいました、改めてお礼申し上げます。(実際、このサイトの存在を知ってる人が少ないようで、モデルやプレイヤー本体ユーザーの正体を知らずに萌えてる人もいるみたいで、ちょっとだけお気の毒かも。でも……どう説明しても信じてくれない人もいるんですから……。ちょっとだけマニア様はコワイと思ったですね。