新聞の切り抜きを意識してみました、脅迫状? ははは

7月の泣き言・今年の風邪はバカしかひかない? だってわたしがかかるんですもん……



2001年 7月31日(火)

で、残った金はっていうと……


 で、なんとなく384MBというのが半端でキモチ悪かったので128を抜いてもう一枚256MBのメモリを買い足してマシンいっぱいいっぱいの512MBに増設、余ったメモリをそれぞれ事務所のマシンに追加して、現在わたしの管理するマシンのメモリは512・256・192・192という状態。なんだかんだで全部256にするのも手だったんだけど、まぁいいかってな状態。

 で、懲りずに残高13450円をなんとかしようと思って本日も江戸川ケツ2本と桐生を打つことに。

江戸川の結果
10R 1-4   520  2000円購入 10枚的中  5200円
11R 2-4  4380  3000円購入  5枚的中 21900円

 11Rは中里を消すっていうよりも、折下の連対狙いだったんで……大きな声ではいえないけれど小さな声では聞こえない、話せば長いが時間がないってなワケでかくかくしかじかと根拠を説明したつもりで結果を言っちゃえば、個人的に高橋勲、齋藤勇に続く東京のエース候補として見てるんですな、折下を。まだまだ一般戦級だけど、持ち前の知名度のなさでいまが穴選手としての旬だと思って毎違いないですわ。
 ってなわけで、5000円の投資で27100円の戻りと所持金は35550円と原点復帰。で、桐生の番組と、7Rの1.山崎義−3.魚谷が280円しかつなかいのを見てやる気が失せて……きっと本日は4ケタなしの勝たせ番組オンパレードに違いないって一瞬にしてひらめいたわけです。つまりは半端に小銭がたまった上に昨日の桐生の惨敗っぷりを思い出していきなりチキン野郎に成り下がった訳です、はい。卑怯者の誹りは甘んじて受けます。


2001年 7月30日(月)

江戸川経由桐生へ流れるお金


 8月に備えてやらなきゃいけないことが多くて、午前中から仕事をしているわたしって、もしかしてカタギ? なんて思いながらも再インストール後、自分の組んだマシンには使えないから誰か引き取ってくれぇ〜っと事務所の若い衆から売りに出ていた256Mのメモリを買い取り、多少半端ながら384MBに増設して、なにかやっと1GHzマシンらしさを体感できるような気になるマシンにはインターネット投票画面とJLCライブ、ついでに言えば仕事ようの画面がすみっこの方に小さく表示されてるのはご愛敬ってコトで、ときどきalt+tabで切り替えながら投票&作業。さすがに3連単主流の平和島と一緒に打ってるわけじゃないので、200ベット/日で充分コト足りるのがありがたいところ。
 結局江戸川の方は珍しく朝の1レースからダラダラ打って11打数の8安打と絶好調。ただし、本日は総じてカタいレースばっかりなので結果はこんなカンジ。

1R 1-5  1010  2000円購入  ど抜け目    0円
2R 5-1  1160  2000円購入  5枚的中 5800円
3R 1-4   470  3000円購入 10枚的中 4700円
4R 1-3   420  3000円購入 10枚的中 4200円
5R 3-2  1160  3000円購入   ど裏目    0円
6R 1-3   660  3000円購入  5枚的中 3300円
7R 1-2   420  5000円購入 20枚的中 8400円
8R 1-4   550  5000円購入 10枚的中 5500円
9R 4-6   850  5000円購入 10枚的中 8500円
10R 1-5   680  5000円購入 10枚的中 6800円
11R 5-2  3880  5000円購入   ど裏目    0円
 合計      41000円購入  47200円払い戻し

 江戸川は片手間で打つもんじゃないですな。「あ、もう締め切り近いや」ってな感じで、オッズも満足に見ないで金額をそろえて買ったり、無意味にボックス買いでお茶濁したりとかしてたら儲かるもんも儲からないですわい。
 なわけで、江戸川が終わってもまだ作業が終わらないので軽く夕飯を食べてから引き続き桐生のナイターレースを打つことに……しなきゃよかった……。

7R 2-1  1300  3000円購入   ど裏目    0円
8R 5-4   550  5000円購入   ど裏目    0円
9R 1-3   760  5000円購入  ど抜け目    0円
10R 3-4   370  5000円購入 25枚的中 9250円
11R 5-1  1770  5000円購入   ど裏目    0円
12R 4-2   400 10000円購入   ど裏目    0円
 合計      33000円購入   9250円払い戻し
総合計      74000円購入  56450円払い戻し −17550円

 結論、おかげさまで電話投票の残高が見事に13450円にまで落ち込んでしまいました。桐生といえども群馬野郎を信じるな? ってヤツですかい、特に12レース! もとはしぃぃぃぃっ!!


2001年 7月29日(日)

日曜大工の感覚で……


 わたしのマシンのEXPLORERがEXPLODERになってしまったので(エクスプローラー上からファイルを開こうとすると画面一杯にWINDOWSの窓枠と同じ色になってそのままマシンがフリーズしてしまう症状、とうぜんAlt+ctrl+delも効かず電プチ→スキャンディスク→破損クラスタ発生の悪循環)すっぱり諦めて再インストールをすることに。しかし……、日曜でよかった……ってな感じ。もはやWINDOWSを主流にしてからはHDDクラッシュ、再インストールなんてのは起きて当然ってな感じにならされているので別段リカバリCDを起動することになんの抵抗もなくなっている自分が怖いところ、ただ、そのたびに辞書の学習機能と普段使ってるテキストエディタ(DOSの頃からスクリーンエディタって呼んでたんでそっちの方が言いやすいんですけどねぇ、たまに通用しない相手は出始めてるんで……)の設定が白紙に戻るのがムカつくところ。でもまぁ、死にかけなOSを騙し騙し使って本気で起動不能になった日には商売あがったりな上に今仕事で使ってるテキストファイルやこの競艇恐怖新聞関連のファイルが破損した日には泣くに泣けませんので、まともに動くうちにぜんぶ掃除しちまったほうが諦めもつくし、また半月くらい……(泣)は快適に動くんでそっちを選択する方が賢いだろうと思い込む、慣れれりゃ再インストールやマシン改造なんかで近所のパソコン持ち相手に小銭稼げるようにもなるだろうしねぇ。とか考えながら再インストール作業。100%ではないけど工場出荷状態に戻ったわがマシンにバックアップデータをインストールしなおして、ついでに前回失敗した設定の更新なんかを行う、逆に再インストールのたびに使い勝手が良くなっていく感じもしたりして。
 なんだかんだでノコギリとトンカチもって犬小屋作ったり棚を吊ったりするのとあんまり変わらない感じがするのはなぜなだろう? ノコギリの代わりにリカバリCD、トンカチの代わりにバックアップファイルの入ってるMOってな状態を考えたらなかなかどうして、DIYやってるのと同じって気がする。






 そう思わないとやってらんないってぇの……ケッ、Kill Gatesめっ!
 98SEだのMeだのxpだのって半端なOSばっかり作りやがって……。


2001年 7月28日(土)

金曜の夜の話が発端……


 出先で車が故障してそのまま整備工場へ入院、さすがに12年オチのイタ車は雨に弱い……。で、とうぜんながら緊急故障なので整備工場に代車がなくて、代車が使えるのは翌日、で、明日も出社なのでにどっかでレンタカー借りて持ってきてくれという贅沢、いや緊急の用件が弟から届く、まぁ、その故障した車を弟が買う時にわたしも少し金を出したから、所有権が少しあるのでそのくらいの便宜を図ってやらねぇとイザって時に貸してもらえねぇから便宜を図りましょう。ってなわけで受諾したら酒かっ喰らって帰るから23時頃来いと兄を兄とも思えぬ発言、『兄より優れた弟などいない』とジャギ化寸前。まぁ、ヤツは「やつら」の首領みたいなのでいつか尻尾を掴んでやるので覚悟しておけと言っておくことに。で、そろそろ20時になろうって時に、レンタカーを借りに出るコトに。そのまま迎えに行くのもシャクだったので、腹いせにヤツの大嫌いなホンダの軽自動車を借りて迎えに行くことに、今日の飯場じゃねぇ出先は東金? どこだよ……そこ、日本か? ああ、千葉県ね、りょーかいと電話で場所を聞いて迎えに、迷って遭難しかけて軽自動車は遅くて結局24時過ぎに到着というありさま、すっかり弟くんでき上がっておりましたとさ。車見て文句言ってたけど、時間考えろ、グダグダぬかすとおいていくぞとばかりに後ろの席に蹴り込んで出発。しかし……、酔えるほど酒が飲めて、それが次の日に残らないってのはすげぇうらやましいけど、こいつと血がつながってるんだよな……なんでオレは下戸なんだろう? なんて思いながら車を飛ばす。帰りはなんだかんだで1時間半くらいで着いて弟をもっかい蹴り起こして部屋に放り込む。そのままこの車を車庫にしまえばOKなんだけど、どうせ朝の6時くらいまでは使わないので久しぶりに車で遊ぶことにする。
 去年の引っ越しのときに駐車場が見つからなかったのでワゴン車を叩き売って事務所の運転資金の一部にしてから、ここまで1年近くまともに車を運転しなかったのはほぼ初めて、やっぱり車はいいねぇ、たとえ120キロ出すと命の危険を考えないといけない軽自動車だったとしても。なんて思いながら無駄走り。首都高を木場ランプから湾岸線抜けてベイブリッジ渡って横羽線に戻って浜崎橋、そこから箱崎に戻って小松川に出て葛飾ハープ橋渡って小菅方面抜けて川口線で新座、新座から大泉に出て新目白通りを飯田橋、御茶ノ水、秋葉原と走って清洲橋通りとけっこう派手に走って車庫に戻したのが午前6時。特に大きな渋滞もなく、あほな珍走団にも当たらず久しぶりに約300キロ近いロングドライブができて楽しかったぁ☆ で、自分の家に戻って朝の7時頃弟から電話、「おい兄貴! あれからどんだけ走ったんだよ!? 車にガソリン全然入ってないじゃねぇかよぉっ!」24時間分レンタカー代立て替えたんだから、ガス代くらいそっちが持てと言って電話を切ってそのまま寝る。ざまあみろ、兄より優れた弟などいないのだ……zzz


2001年 7月27日(金)

あと30分……


 銀行を3軒ほどハシゴするために昼間からおでかけ。天気予報ではにわか雨が降るとか言っていたが、いうまでもなくすでに夏の東京のにわか雨というのは、最早「スコール」以外の何物でもないので傘をさしても無駄無駄無駄無駄アアアアアアッってな状態が確定なので、早めにやること済ませてさっさと事務所に戻ろうと思っていたのだが、事務所−錦糸町−東陽町−門前仲町−東陽町−事務所という非常に下町観光ライクな行動パターンのせいで時間を喰うことこの上なし、時間が読める地下鉄が使えるのは東陽町−門前仲町だけで、あとはみんなバス。とうぜん動けば動くほど雲行きは怪しくなるわ、湿度は上がってくるわ、風の匂いが変わってくるわの大騒ぎ。こりゃぁ本気で来ますな……などと思っていたところにポツポツ……なんて生易しい雨粒なんかじゃなく、ボトッボトッと野良人間からたっぷりエサをもらって腹を下した鳩の下痢便みてぇなサイズの雨粒が降るというよりも落ちてくるという感じの状態。その時わたしはやっと門前仲町……。
 雨だけならよろし、ついでに派手な雷も。慌ててバス停からアーケードへ移って雨宿りをしているとほとんど光と音が同時に届く雷鳴。
 避雷針に落ちる雷ってヤツを今年も間近でみてしまいました。代償はっていうとあたまのてっぺんからつま先まで絞ると水がしたたり落ちるくらいの水。


2001年 7月26日(木)

夏休みで講義がねぇのに


 身体が慣れてしまったせいか、前の日にどんなに遅く寝ることになっても、この時間に起きないとぜってぇ1限にまにあわねぇって時間に一回目を醒ましてしまうありさま。火曜は2限始まりなので、午前7時なんて時間に目を醒ますことはないんだけど、水曜と木曜に関しては勝手に身体が目を覚ましてしまう始末。オレってそんなに責任感強かったっけ? なんて寝ぼけたアタマで考えてしまうともう最後、完全に目が醒めてしまって二度寝ができないありさま。
 仕方ないんでごそごそ起き出すんだけど、事務所行くのもなんなので自分の寝床で枕元に積みっぱなしの雑誌やコミック、あげくの果てに前の晩にプリントアウトした江戸川の予想新聞なんぞを広げていろいろ検証。今日の11R優勝戦って、どう見ても横田−万谷の1−2しかないじゃない、2連単250円コースで穴のほじくりようがねぇ……。伊藤啓三には騙されるし、田添もカドを生かせるレースをしてねぇし。3着はなにもかんがえいで5か6のからみ、アタマとヒモに届きそうにねぇし、3連単1−2−5でなんとか1000円コース? 6でも2000円くらいだよなぁ……配当。でも電投じゃあ3連単買えないしねぇ……とか言いながら気がついたらまた寝てしまってるありさま。次に起きたら11時……。つまりは暑さで目を醒ましているワケですな……。
 で、検証したのが悪かったのか、本日は仕事の合間に事務所でずっとインターネット投票。結果は8打数の1安打というありさま、11Rの1−2 310円をスイチで口座の有り金50枚で抜いて、なんとか負けを半分に食い止めたけど、結局は大赤字なんですよねぇ……。3連単も1−2−5で1000円つかなかったし……、やっぱり貧乏人が買っちゃいけないレースだった訳です。それでも、当たったら赤字でも負けじゃねぇと思ってたり、スイチがびったり的中する分には、まだ救いがあると信じ込んでしまうのは、ちょっと危険な傾向なんだけどぉ……。


2001年 7月25日(水)

何かこう、みんな生き急いでるねぇ……


 24日午後10時35分ごろ、神戸市北区長尾町上津(こうず)の中国自動車道下り線の路肩に、大阪市東淀川区**n、市立+++中1年、○○××さん(12)が頭などから血を流して倒れているのを、通りかかった車の運転手が発見。兵庫県西宮市内の病院に搬送されたが、約4時間半後に死亡した。○○さんの両手には手錠がかけられ、頭に殴られたような跡があること、24日夜には大阪府吹田市内にいたとの目撃があることから、県警捜査1課と有馬署は、車に誘われ、車内で殴られたうえ車から投げ捨てられるなどした可能性もあると判断、殺人、傷害致死容疑で捜査を始めた。(毎日新聞より)
 この事件、その後の関連ニュースを聞いているとなんとなく援助交際目的の小娘がただれた生活を送った挙げ句の自業自得的な死に方をしたってな気がしてしょうがない、シチュエーションこそ違うけど、さしずめ夜鷹や野鶏の末路ってなカンジでもありますな。じっさい、被害者の友達(きっとカタカナのトモダチだろうけど)を名乗る、夜遊びかましているところでインタビューされているやはり12〜3歳くらいの茶髪娘の話を聞いていると、死して当然って気も。ただ、誤解されたくないのはそういう愚かな思考パターンしかないもってない小娘を殺しても構わないと奨励している訳ではなく、およそ社会常識からかけ離れた生活を送っている未成年者でも、死んだり殺されたりすればみんな哀れでかわいそうな被害者かい? って風潮で事件を語っていて、まだ18歳にも満たない小娘が夜中の2時3時に男と会うことについてはまったく問題視していないいつもの腐れマスコミが気になるだけですわい。だって、殺された○○さんがかわいそうってな論調ばっかしで、……確かに手錠をかけられて高速道路に放り出されてトラックかなんかにひき逃げされた非業の最期ってヤツだけど、なんでそうなってしまったのかってことがまず先じゃねぇのかな? 登校拒否経験者でたかだか12〜3歳の子供が夜中の2時3時まで男をあさって徘徊している状態に関して誰も警鐘を鳴らさないってところに問題アリだし、親も親で、家出されたんでわかりません、見つけたけど逃げられました。ある程度親もこの娘の所業は知ってる上での行動って気がしないでもない。男って生き物を甘く見たバチを命で払った愚かな子供っていう結論、それ以上でもそれ以下でもない感想でしたっと。

 しかし深夜徘徊なんざオレらの世代(1960年代〜70年代まれ)って、悪い遊びは高校入ってから実行しはじめた気がするんだけどね……。今じゃ小学生、中学生からかい? ……なんか今の10代見ていると、こいつら30歳くらいで寿命が尽きるようにできているんじゃねぇのかって思えるくらい生き急いでいる気がする。そんなに早くからオトナの遊び覚えて、オトナになるころに飽きちゃうんじゃないかな? いや、たぶんオトナにならずに死んじゃうからもう自分はもうオトナで、20歳過ぎたらもう余生なの……。そんな声も聞こえてきそう。なんか狂ってると思いませんか? 世の中も子供たちも……。とうぜん我々オトナたちも……。


2001年 7月24日(火)

やつらが……


 東京都の気温38.1度。熱中症で死者続出。38.1度といえば医者に『今夜がヤマです』と神妙な顔して出てきた病室に放り込まれて、そこにいる肺炎をこじらせた伊集院光とホンジャマカの石塚と松村邦洋とパパイヤ鈴木と内山くんに添い寝を要求されているようなもの……。
 毎度のことながら本格的に想像した瞬間、この暑さがたまらんようになってきた。きっとこれが『やつら』の宣戦布告と判断してもよいカンジ。  久しぶりに被害妄想チェッカーが最高ランク『他人は全てわたしの敵だ。親友だって敵だ。全ては私に対する陰謀だ。』まで跳ね上がり、こんな状態で人にあったらヤバイことになりそうだったので、打ち合わせの時間を少し……、いや、かなり遅らせるべく連絡。
 とうぜんすでにおんもに出ているのでさすがに事務所に戻る気にはなれず、錦糸町のまんが喫茶で涼みながら時間をツブす。3時間1000円、「ヒカルの碁」を読了。しかしサイボーグじいちゃんGの作者がギャグではなく、あきらかに狙って腐女子を転ばせるようなキャラと話を描くとは想像つきませんでしたなぁ……。まぁ、Gちゃんのころから絵に関しては「ジャンプに使うにゃぁもったいねぇ絵を描く」とか「青年誌で最終兵器彼女級のきっつくてイッタい話かかねぇかなぁ?」とか「18禁GO!?」などとも思ってたんですが、まぁ、ここまでブレイクすりゃぁ本望かな? でもまぁ、相変らず少年と少女を混同するようで、実際立ち読み&飛ばし読みなもんで、最初っからしばらくはライバルの塔矢アキラが「女の子」だと信じて疑ってなかったです、はい。アキラくんが男と解った瞬間に奈瀬明日美に転びましたっと♪ 共通点はいわずもがな……。しょうがないです、いま、猛烈に自分の血を呪ってます。ったく、針の穴を通すくらい完璧なコントロールで投げ込まれた直球ど真ん中な完璧なおかっぱでよぉ、それがよりによって男かよぉ……、ブツブツ……ブツブツブツブツブツ……。
 た、ただ……、ええ、将棋なら解るし、学生時代はかなり打ち込んでたんですけど、囲碁だけは知識では知ってるけど理解の範囲を確実に越えてます。いまさら始められるほど頭柔らかくないだろうし、相手もいねぇ。けっきょくそのやりこんでた将棋にしても、将棋盤は事務所にあるけど指せるヤツが一人しかいなくて、そいつにしてもわたしが二枚落ちで完勝するありさまな相手じゃあ、そりゃぁまぁ、こっちから指そうって言っても逃げられますわなぁ……。で、まだ時間があったので、今度は滝川との名人戦だけ読み忘れていた「月下の棋士」をつかまつる。……▲1三歩・△9六歩と飛車筋側の端歩突きの理由はおおむね予想はできていたけど、結末としては満足。いかんせん能條純一にかかると「鳴きの竜」を引き合いに出すまでもなく、きっと盤上に平気で歩が19枚あったり、主人公を筆頭にヤクザとキチ○イとパラノイアとナルシストと病気持ちと半死人しか出てこない世界になっちまうので、どうなってしまうのかと連載開始当初より心配してたとこではありましたので……。よかったよかった。おっと脱線。
 ……しかし能條純一が「ヒカルの碁」を描いたらどうなるんだろう? やっぱり主人公は第一手は豊臣秀吉よろしく天元から打ち込むんでしょうかねぇ? などと。
 んで、話を戻してっと。完全に日が沈んだ後で、多少涼しくはなった時刻に打ち合わせ、どうやら向こうもそれを望んでいたようで、遅くなってからの歓迎されてしまいましたとさ。


2001年 7月23日(月)

北の町から南の町へ……


 久しぶりにパソコン付属じゃないチャンネルがいっぱいついてるモニタをみることができたら、相変らずの通信販売番組が。しかし、番組オープニングのCGがだんだん強化されているのはその会社が儲かっている証拠か? すでにどこの会社かはいうまでもなしでしょうけど、社長御自ら司会を買って出て、ゲストのタレントを喰っちまうくらい番組を仕切ってるあの社長の会社ですな。
 しかし、朴訥そうな訛りが少し混じって素人っぽさを出しているけど、あの口調に騙されてはいけないんだろうなぁ。あんだけの規模の会社を仕切ってる社長で、時々見せるゲストのタレントがなにかネタを振ろうとしてアドリブに走ろうとする瞬間を遮るキツめの口調は見逃さない。きっと、ひとたびカメラから離れると平気でマネージャーあたりを呼びつけて番組の中の出来事を叱ったりしてるんじゃねぇかな? とか、ときどき同じ商品を宣伝して、同じようなトークをしているけどタレントが違うってのはやっぱり切られたのかなぁ? とか、自分の会社に戻ると、いったい何人の社員があの社長に泣かされているかなぁ……。そう思いながら社長のトークを聞いていると、楽しくなってしまう。いやはや、尊敬はしていますよ、ああいうタイプの社長。


2001年 7月22日(日)

何度目かの完全休養日


 ふぬけ状態が続いたせいで、アタマの中がまっしろ。そんな訳で本日はインターネット投票で江戸川でも打ったろうかと思ったら例によって中止順延。まぁ、夏場の中止順延は今年に始まったことじゃないので……、なんて思ってはいるけど、こうたびたび中止になると根性ねぇなぁ、選手どもってな気になったりもしますけどね。とはいえ、ここ数年の波水面を見ていると、選手のウデっていうよりもモーターが波を越えきれないって印象もありますからねぇ。平成3年くらいまではモーターのギヤ比が他場と違う江戸川仕様のモーターをつかってたんで30センチの波でも平気で1分49秒〜1分50秒を出してた記憶がありまして、そのころとはモーターもシステムも全然別物なんだから望んでも仕方ないとは思いますけどね。
 そんな訳で本日は完全休養日、涼しくなった夜中にちょっとだけ外出、部屋の中よりもかなり涼しい公園でコンビニで買ったダイドーのブラックボトルを酒を飲むようにひっかけて、そのまま公園のベンチで横になってしまいたい衝動にもなってしまうが、お座り一発で3ヶ所ほど蚊に喰われたので諦める。


2001年 7月21日(土)

ふぬけ状態


 原稿全部送りつけて、なんとかこっちの担当分が終了して、かなり導火線の短くなってしまったダイナマイト型のバトンを次にリレーしてひとまず休憩。そうなると一気にふぬけた状態になってしまい、一日どへへ〜と過ごすことに。
 で、壁に貼ってあった20日に開催されていた平和島のペアボート当選通知が目に入って思いっ切り鬱に。住之江なんかと違って、東京3場は年3回しかペアボートに乗るチャンスないんですよねぇ……。また来年……。
 おかげさんでまたしてもふぬけ状態に加速、きっとこれも『やつら』の仕業に違いねぇ……。


2001年 7月20日(祝)

おきらくごくらく


 ってなわけで、気分的には夏休みの宿題を全部仕上げて8月31日にわたしをあざ笑うかのように余裕で遊び倒していた高校時代のあの子の気持ちを何年ぶりかで理解できた一日でありましたっと。自分の担当分は終了、残りは他の連中の上がりをチェックするだけってな状態で、18時くらいにコラム担当のライターさんと、原稿を取りに来る担当が来るまでは比較的時間を楽に取れる訳です。そーなりゃぁ、やることはひとつ。尼崎優勝戦の投票なわけです。が……、そんな状態が続いてたせいで実弾を詰めるのをきっちり失念していまして、口座の中には残高7000円ってなありさま、ただいま6Rの締め切り間際? 1Rあたり1000円だよ……。(総ヌケ前提で考えてませんかぁ? ごしゅじんさまぁ……)……、冷蔵庫に住みついてるせいか、出現率が高くねぇか? おめぇ。

 そんなコトはさておき、結果はっていうと、6R 5−3−1 5830円 1枚的中、7R 2−4−6 10090円 2枚的中、8R 2−3−5 7970円 30枚投入 2着3着4着のスカ。9R 1−5−6 4970円 30枚投入 1着 1着3着4着のスカ 10R 1−6−3 2190円 50枚投入 2着1着3着でスカ。11R 1−3−6 50枚投入 3周2Mで2着1着3着に変わってハズレ、思わず野中にもっかい三嶌を蹴飛ばしてもらいたかったところ。そんなこんなで優勝戦。残高21000円
 珍しく地上波で中継をやってるので葉月と観戦。

12R 優勝戦
1 2992今村 豊40山口49A1 8.69 63.11 7.67 40.00 13 46.51 26 26.47 1 2 412 1
2 3635石田政吾30石川50A1 6.91 38.98 6.58 33.90 12 30.00 33 30.77 4 1 231 1
3 3622山崎智也27群馬51A1 8.77 63.33 8.55 61.29 22 45.00 49 31.58 5 211 2 1
4 3010大嶋一也43愛知53A1 7.72 53.66 7.43 71.43 46 41.46 23 37.21 316 1 112
5 3556田中信一28大阪51A1 8.75 66.67 7.98 53.49 49 30.95 43 25.00 422 4 132
6 3304烏野賢太33徳島51A1 8.80 77.48 8.15 61.54 08 31.11 28 31.25 4 5 241 2

 寸評(赤字は葉月のコメント)
1.今村(優勝戦ヘタレがなけりゃぁ争覇圏・ なんか取り憑いてるみたいだよぉ
2.石田(SG初優出はできすぎ? 3コースまで残ればチャンス・ ねぇ、ねぇ、ごしゅじんさまぁ〜☆ 2連単でいいから石田さんの総流し買っていい?
3.山崎(甘いマスクでブタを屠殺場送り、ついでに客も屠殺場送り・ 手の届かない二枚目よりも身近にいる二枚目半がいいよぉ
4.大嶋(モーター隠れ超抜・ ヒゲ♪ ヒゲ♪ ヒゲぇ〜♪
5.田中(烏野亡きあと、荘林を継ぐのは君!?・ あはは、田中さんの肩にあたしのおともだちがいるぅ♪
6.烏野(SG1本イワしただけで天下取った気になってる三角予備軍・ この人、何か不穏なコト考えてるみたいぃ〜……
 今村−山崎の1=3折り返しが売れるのは仕方ないとして、どいつもこいつも枠なり想定で能書きを垂れているのがなかなか笑えるところ。わたし的な解釈としては、烏野賢太が6枠に組まれて枠なりになる訳がない、とうぜんながら他の客は「烏野はここで家庭訪問に行くわけねぇだろう? 内側に今村や大嶋がいるのに」と烏野の選手としての格を甘く見積もっているハズだけど、SGイワした後の行動や言動を聞いてるとたった1本取っただけで、もう自分の格が一気に松井や植木、今村級になったと思い込んでいる勘違い野郎のそれに近くて、こりゃかつての三角よろしく常連にマークされまくって、SG戦線から叩き出される危険性がありそう。まぁ、そ〜なったらそこまでの選手なんだけどね。で、とうぜん今村は入れないとしても、石田は烏野を入れそう、なんぼ内の今村はまくりに飛びつくタイプじゃねぇって解ってても、今村のターン時の牽制は張られる以上の威力があるようで今村をまくりに行く選手は、まるっきり呪われたかのように勝手に飛んでっちゃうし。
 となると162345って進入。つまりは烏野がレースをぶっ壊してお客の舟券を紙くずにするって寸法。
 となると今村は意地でも残るけど、石田より外は一銭もいらず。いうまでもなくいの一番に烏野がいらなくなることは言うまでもなし。山崎も最近優勝戦じゃあ買えないし、大嶋ねぇ……。
 残りは125と124。いいや、どうせない山室が飛んでもらった1万の位だから最初からないもんと思って使っちまえ!
 1=2=4 各10枚  1=2=5 各5枚
 1−2 30枚 2−1 15枚 1−5 15枚 2−5 10枚

 計160枚
 で、葉月が石田政吾の総流しとか言ってたので2連単で石田のアタマ総流しをさらに5枚追加。
 合計185枚

 んでもってスタート。案の定尼崎の客の声援が罵声に変わる6枠烏野の家庭訪問、今村突っ張るが石田は入れる。その瞬間に笑いがこぼれる、今村も烏野のおかげで深インになって金持ち喧嘩せずの石田が実質カド進入の16/2/345で決まって3・2・1スタート。石田トップスタート。烏野も今村より遅いS、おまけに外3艇は全員1艇身近い遅れ、これにて烏野の優勝戦は終了、栄誉ではなく『レースを壊した大罪人』の称号確定。で、石田は一気にまくるかとおもいきや、わざわざ今村を行かせてのまくり差し、本来内に入った烏野がそーゆーのをブロックするのがスジなのにてめぇは仕事しないで勝ちにいこうとするおろかっぷり、更に客の怒りのオーラ倍増。まくり差し決めたのが石田じゃなくて山崎だったりした日には尼崎の客はみんな発狂してるぞ。舟券ではなくデブスどもの殺人音波にアテられてね。なわけで、烏野はSG戦ではクズ野郎決定みたい。
 で、3着も烏野のおかげでノーマークだった田中がしぶとく3着に入って賞金上積みの2−1−5で確定、レースを壊した烏野はけっきょくドベ、お客に迷惑かけただけってのが配当に現れた3連単2−1−5は10150円の万舟。2連単も2−1 2440円と、最近の競艇ではなんぼ若手だろうと優勝戦は枠主張するってコトを忘れてる新聞の進入予想に騙された客が多かったのか、1−2が700円くらいに対して裏がこれ。そういえばいろんな新聞で石田が大外って見てる記者、多かったなぁ……。
 まぁ、なんだかんだで、石田政吾選手SG初優出初優勝の快挙。間違っても烏野みてぇになるなよってのが率直な感想でしたっと☆
 総払戻金 50750+48800=99550

 その後、原稿を取りに来た担当さんににこやかに接することが出来ましたっと♪


2001年 7月19日(木)

で、講義はぜんぶおしまい


 本日の4限のチャイムが鳴った時点で、全13週の夏休み前の講義がぜんぶ終了して、これでやっと火水木の早起きから解放されたわけですが、本業の方はまぁ〜だまだこれからが本番。あげくに明日は世間様は休日だってぇのになもんおかまいなしの原稿取り立てがやってくる訳です。当然って言っちゃえば当然なんですけどね。で、OCもいつのまにか凖優戦で、んでもって内田和男が実況してねぇって話を聞いたけど、それでもそんなもん打ちに行ってる余裕がねぇってのが現実。さすがにこの修羅場の先にも関連仕事が入る予定なのに、ここでその話が流れた日には本気でみりん干しになるか、まじでどっかの予想屋に弟子入りするしか道が残ってないもんで……(昔の約束、覚えてるかなぁ……あの予想屋)そんなコトになってしまったら本気でまずいので、場外に逝かずにインターネット投票で購入を決める。
 ……とは言っても、実際は投票をする数分すら余裕がないくらいテンパってまして、かくなる上は明日の優勝戦の日をまっとうに打つために今日は捨て! 実況だけ聞いていようとかなり屈辱的な1日を過ごすことに決めつける。
 当然ながら半ばヤケクソで作業なんぞをやってますと、だ〜れも近寄ってこない訳でして、担当分が終わったのか終わってねぇのかまったくわかんねぇ状態が続くわけです。そんなこんなで一日休講したおかげで、遅れを全部取り戻してなんとかしたってところです。


2001年 7月18日(水)

本日休講


 今日のフルタイムを講義に割いてしまったら仕上がるモノも仕上がらないと判断して、前日の帰り際に「休講します」と教務に告げて休講届けをFAXにて送信。教務課のいちばんえらい人に、口頭だけで休講の承認が降りないってのもどうかと思うけど、まぁ学校ってシステム上、書類のコレクションで喰ってるのは充分解ってるつもりだけど、やっぱり面倒くさい……。なんだかんだで理由とかを詳細に書かないといけないのがなにかと面倒。迂闊な書き方したら後期に馘首ってコトになっちゃうコトもあるかもしれないんでね、せっかくの小遣い稼ぎですしねぇ☆ 大事にしたいですよっと♪
 で、休講届けを出してからのわたしはっていうと……、チェックして、叱って、チェックして、叱って、催促の電話にソバ屋の出前的な言い訳をして、チェックして、叱って、チェックして、褒めて、チェックして、怒鳴って、進捗確認の電話に本音7割増しの報告をして、何日ぶりかの江戸川に電投して、チェックして、舟券外れて八つ当たりをして、チェックして、江戸川電投して、叱って、選挙の投票依頼の電話にちょっかいかけて、褒めて、舟券当たって、チェックして、褒めて、江戸川電投して、外れて怒鳴って、暴れて……。そんな一日でしたっと。


2001年 7月17日(火)

夏休み前のあとしまつ


 仕事と埃ってやつは溜まれば溜まるほど手をつけたくなくなるってのが本音でして、およそ優先順位の低い作業ほど後回しにしたがる傾向があるんですな、人間って。で、結局どいつもこいつも優先順位なんぞをつけられないくらい緊急度が高まって破滅しちまうって傾向。何度やっても懲りないんですよねぇ。じっさい。
 そういえばこの傾向、夏休みの宿題を最初の一週間で片付けるのは小心者のすることなんて突っ張ってた高校時代から延々と続いてるなぁ……。で、結局おしまい一週間くらいになって、ちゃんと夏休み一週間前くらいに全部やった女の子とかに宿題借りて写させてもらったり、ただ、夏休みの宿題なんかと違って、こればっかりは誰かに借りて済ますって訳にもいかない訳です。はい。
 で、自分の担当講義の出席簿とエンマ帳を片手に出席率やら課題提出率。んでもってこの日に出席したヤツぁ無条件で10点やるなんて裏設定をした日付の出席者の転記などなど、いわゆる学校事務ってヤツを必死こいてやっておりました。ただ、ぜんぜんはかどらないのであります、なにせ、講師置場と酷評されるその学校の講師控室は全面禁煙、あげくの果てに学生の目に届くところでの作業を避けてくれなんて言われると、そりゃぁここでしかやれませんって、教務室も禁煙だしねぇ……。で、作業ひとつ終わったら地下の講師置き場から炎天下の屋外に出てタバコを一服。んで戻って作業して煮詰まったらタバコ一服しに……。あんまりにも往復が激しいので教務のおねいさんに不審がられる始末。タバコの箱を見せたら笑いながら去っていくというありさま。どうやら彼女も同じような境遇に違いないとか思いながら。で、作業完了。しかしまぁ、夏休み前に押すたぁどういう了見だ、……まぁ、わたしが仕事をためてたせいってのもあるんですけどねぇ。


2001年 7月16日(月)

さぁ〜て、次回の『江戸川乞食の無益な戦い』は
ナレーション・中江真司(謎)


 江戸川乞食は競艇客である。しかし、競艇だけで生活をしていると社会生活不適合者とみなされ、出したゴミのキビしい分別チェックにより、テッィッシュペーパーの取り出し口に張られているセロハンを外さずに燃えるゴミに入れていたら、分別されていない!! と口汚く罵られた挙げ句にゴミ袋を突き返され、町内で犯罪が起きると真っ先に刑事が家庭訪問に来るよう仕向けるなど、ご近所の皆様に小市民の範囲で許されているささやかな正義を執行されてしまうことは充分理解しているため、そこらへんの私立探偵なんかよりもずっと世を忍ぶ仮の職業を持っていた。そして、世を忍ぶための仮の姿であったハズのそれらの仕事がここにきて一気に急展開を迎えてしまった。縮む納期、急かすDTP、些末な要件にも拘わらず緊急要件という禁断の呪文を唱えて江戸川乞食を召喚し、スケデユールを狂わす『悪の秘密結社・やつら』に支配された取引先。やつらのエージェントを撃破しても、江戸川乞食の帰るべき安息の地、江戸川競艇場は中止順延。ニセSGのオーシャンカップはくされ実況でおなじみの内田和男のおひざ元、そんな実況聞きながら打つ競艇はKYOTEIじゃと居直る江戸川乞食、疲労とストレスはもはや極限、そこにつけこみ葉月がその正体を現した! 目の前で自分の身長の倍はあろう大鎌をちらつかせ、月光で塗れ羽色に輝く黒き翼を持ち、オリジナルより遙かに露出度の高いいでたちで月を背に立つ黒い葉月の無邪気な笑いが谺する。江戸川乞食に明日はあるのか?

 次回『江戸川乞食の無益な戦い』「第65536回・もう勘弁してくれよ!!」ご期待ください。

 なんとなく1日で打ち合わせを3件くらいまとめてこなすと、ちょうどこんなカンジの雰囲気になってしまいますわい……。


2001年 7月15日(日)

カウント9で立ち上がり
終了ゴングと同時にくずれ落ちる


 19日が原稿チェックの締め切り。こうなると体調不良だのオケラだのって偉そうなことを言ってられないので死ぬ気で起き出す。とりあえず口や手を出す必要もなさそうな展開で、なんとかなるかなぁ? と思える状況、そーなりゃ話は早く、さっさと江戸川の前売りでも買って、出かけようかと思って開催確認したらやっぱり中止順延。今節はそれを見越してか? はたまた単なる3連単を売ってる競艇場ってことで本日初日の尼崎OCの併売をしてるってのも空振りさせないための配慮か? まぁ、どっちにしても今日は日刊ターンマークのおにいさん、じゃない西村変酋長……じゃないっ! へ、編集長のお誘いで、氏が一枚噛んでる麻雀大会の欠員補充ってな感じの追加斡旋を受諾してたので、高田馬場の麻雀屋へ。実際知り合いのメンツ以外と打つ麻雀なんか、もうずっと前になっちゃうなぁ……。じっさい、わたしのネット人生を大きく踏み外す破目になった草の根BBS、故・『GAMELAND LEFTY』の「すずめOFF」以来って感じも少々、どっちにしても「勝ちに行っても接待麻雀スコア」程度の雀力しかねぇわたしじゃぁ、参加料払っておしまいってのが確定なんですけどねぇ。まぁ、たまには息抜きってコトで考えるのが正解か? 息抜きの合間に仕事をしているって声は当然封殺だけど。
 しかし、偏執長じゃない、編集長を名乗る人間ってどーしてまぁその仲間うちでは狂人扱いされることが多いんでしょうかね? 競艇狂いの一面しか知らない氏のもう一方を見てしまったという感じでもありましたっと、え〜もんみさせてもらったぁ☆ これみて西村氏、きっと掲示板かどっかに書いてくるだろうし、そこから判断してみてくださいなっと。
 結果は聞くなってヤツです。例によって『勝ちに行っても接待麻雀』っぷりをいかんなく発揮してしまったのが結論です。
 麻雀はまぁ、おいとくとして。本日いちばんの収穫だったのが、お店の食事。普通雀荘の食い物なんかタカが知れてるわけで、その辺りで期待してなかったんですが、リブロースを調理している時にあがってきた匂いと、だれかが頼んだ焼きおにぎりのご飯の焦げる匂いに他と違うものを感じてわたしも注文。で、喰いながら話をしているとかなり本気で食事を作っていることが判明。いくつか材料や調味料なんぞを言い当てたりと、まるで山岡志郎VS海原雄山のような問答が繰り広げられる始末。結果として、まじにレストランを開いても充分に採算の取れる味と素材だってことが判明した上に、当のおばちゃん、片手間だからここまでやれるなどと謙遜。なんか、久々にうまい食い物の談義をしたような気がしてとてつもなく嬉しい。しばらく雑巾舌になってた自分に気合いを入れ直してくれるような味ばっかなものでしたとさ。いや、マジで甘みと辛みと酸味しか区別できねぇような荒れ舌な学生どもに喰わせるにはもったいないものばっかでした。で、その店は
麻雀・ふるさとってトコです。お弁当屋さんもやっているみたいなので、4人メンツを集められなかったら素直に諦めて麻雀打たずにお弁当を買いに行くっていうのも手かも。主に学生相手の雀荘なので、セット専用みたいになってます。今度講師してる学校の雑巾舌学生を3人引き連れて麻雀を口実に飯でも喰いに行くかな? 場代は学生100円/1時間、一般でも200円/1時間だし。


2001年 7月14日(土)

ダウン


 結局中止順延まみれだっただけに、気がつけば明日からまた江戸川初日、つまりは今日が前検日。でも例によって湿った生暖かい風がビュービュー吹いてる……。前検で水面出れてねぇだろうなぁ……。ゆうべ潮見表みたけど、今節も17日くらいまで下げ潮がのこってるし、それが原因で中止順延確定だろうなぁ。
 なんてコトを考えながら起きようとするけど身体が言うことを効かない。んでもって無理して起きようとしたら一瞬あほみたいに体が軽くなる。あげくの果てにあほづら下げて寝ころがってる自分の姿が見えたりもしている。……これって幽体離脱ってやつですか? などと思いながら必死になって自分の身体に戻ろうとする、こんな所を葉月に見つかったらぜってぇ「一緒に逝こうね」とかいいながら魂の緒を斬りに来るに決まってる、ヤツぁ愛玩動物のたぐいではなくそっちが本業の使い魔なんだからね。
「なぁにぶつぶつ言ってるのかなぁ、ごしゅじんさまぁ?」うわっ、でたっ! しかもちゃんと羽が黒いし自分の身長よりもでかい鎌まで持ってるっ!
 …………………………。目が醒めるとそこはお花畑でも三途競艇の堤防スタンドの上でもない自分のベッドの上。熱は38度5分。水風呂入っても体温下がらず、こりゃぁ本気でオーバーワークかも……。心配そうにのぞき込む葉月の顔が妙に印象的、おいおい、白衣なんか着なくてもいいってば。お前、最近そっち方面にも興味持ってるのか? そりゃぁまずいぞおめぇ……、なんてコトを考えてたらキリがないので、一日完全休養を決めこむことにする。


2001年 7月13日(金)

で、今週は今日も講義


 元祖1ヶ月に1回偉くなれるオシゴトの日です。つまりは火曜日からノンストップで講義をしているっていうありさま、ホント今週だけはオレの本業っていったい何? って自問自答したくなる始末。毎日毎日寝る時間は遅くても、朝はきっちり同じ時間に起きるってのをこの真夏にやった日には体力の消耗が激しくてたまらない、にしては葉月が出てこないのが不思議、特に今日は13日の金曜日という絶好の葉月日和だってぇのに。などと不思議に思いながらも、出てきてねぇんだったらまだ身体は持つな、んじゃきっちり仕事しますかって気合いを入れなおして、朝飯代わりの栄養ドリンクを飲もうと冷蔵庫を開けてみると……、いました。葉月が冷蔵庫の中に部屋を作ってのうのうと暮らしておりました。
「あ、ごしゅじんさまぁ、おっはよぉ☆」おいおい、やけに元気そうだなおめぇ、「えへへ、ここ、涼しくて気持ちいいんだぁ♪」そりゃまぁ確かに半端に体毛が濃いからな。「体毛じゃないってぇ」それはいいんだけど、いつからそこに住みついてる? 「う〜んと、火曜日くらいかな? だって、ここ、中身がなにも入ってなかったしいいかなぁって」中身が何もないってのはご挨拶だな、……まぁ確かに最近買い出しにも出てねぇし、暑いから台所に立つ気もねぇけどよ。「ねぇ、ごしゅじんさまぁ? ここにいちゃダメなの?」ダメとは言わないけど、いるんだったら一声くらいかけておけよ、家出でもしたのかと思ったじゃねぇかよ。「心配した?」そういう問題じゃねぇっての。「ちぇ〜っ」ちぇじゃねぇよ。「で、ごしゅじんさま? 江戸川逝くんだったら無駄だよぉ。中止で、今節開催打ち切りだって、瓜生さんは優勝いっこパーになっちゃったねぇ」おやおや、やっぱりそうか。でも、残念ながら今日も講義。「へぇ、まだクビになってないんだぁ? ねぇ、あたしもついて行っていい?」やめとけ、今日の学校は多分お前の姿が見える連中ばっかりだからよ、狩られるぞ、きっと。「えっ!? そこってまさか、競艇専門学校なのぉ?」いやいや、全く正反対な学生ばっかりだけど、秋葉原系の学生が多いからな。「ヤダっ、そっちは絶対ヤだっ!」じゃあ、その中でいいから留守番してな。「は〜い♪」おいおい、言い終わる前に冷蔵庫の扉を閉めちゃったよ。……しかし、むかし秋葉原系にひどい目にでも遭ったのかな、葉月のヤツ……。


2001年 7月12日(木)

江戸川に中止禍襲撃


 朝から風は強いけど湿っぽくて生暖かい、どっかで雨が降ってるみたいなんだけど関東平野にまで雨を降らす余力を残していないのは日本アルプスのせいなのだろうか? などと思うくらい東京都心部はあほみたいにいい天気で、風だけビュービューってなありさま。昨日も帰りに江戸川の優勝戦を電話で確認してみたら2Rやっただけで中止。そういえば、今節は下げ潮主体だったよな、街中でこんな風じゃあ、吹きさらしの江戸川じゃあ、30センチ級の波が出てレースどころじゃねぇよなぁ……。しばらくこんな風が吹くようじゃ、江戸川は中止の嵐だね。そう思いながら本日も確認してみたら中止順延。こりゃぁ久々のシリーズ打ち切りの可能性もありそうだなぁ……。夏の江戸川って下げ潮水面の開催が満足に開催できた試しがねぇからなぁ、じっさい、冬の上げ潮向かい風よりも夏の下げ潮追い風の方が波キツいし、なんか知らないけど南風って江戸川にとって狂気以外のなにものでもないからなぁ……。なんでなんだろ? こればっかりは何年江戸川の水面を見ていても解らないや。
 どっちにしても、しばらくは中止順延が続きそう。


2001年 7月11日(水)

ポケットティッシュ20個


 本日も朝からフルタイムで講義。暑さのせいか出席率の低さが気になるしムカつくところ。まぁ、単に「こっちは雨が降ろうが槍が降ろうが江戸川開催していようが仕事である以上指定された時間に講義をしなきゃなんねぇ」ってな意識があるので、それを学生という糖衣錠のような言葉で現実を被い隠して生きてる種族どもに、同じコトを要求するのも無駄ってことで、半分諦めてるけど、自分の学生時代も似たようなモノだったからねぇ……、このくらい年を取って初めて不人気講義や1限にセットされた講義担当教授の悲しいような怒ったような顔の理由が理解できた気がする。教壇に立つ商売でもしないと、絶対解らなかったので、まぁいい勉強ってコトで片付けてしまおう。にもかかわらずちゃんと来ているまじめな学生には少なからずタメになる話をするつもりで生きてるので。こういうのも消極的依怙贔屓ってヤツですな。
 で、多少は涼しくなる夕方にいろいろ学校事務を済ませて帰路につく。太陽が沈みかけているのになんでか知らないけど、地面からの照り返しが激しくて真っ昼間とあんまり変わらない暑さ、こりゃぁ本格的に夏ですな……。にもかかわらず、新宿には人がいっぱい。ついでに街頭でポケットティッシュを配っているにーちゃんねーちゃんもゾロゾロ。ポケットティッシュはもういいから、圧縮タオルとかうちわとか配って欲しいところ。5月くらいだけど秋葉原で配ってたヤツで、ポケットティッシュかとおもってあけてみたら、実はポケットティッシュ型に圧縮したタオルで、広げるのに水がないので手間、んでもってまったくポケットティッシュがなかった時に助け舟と思ったのも束の間、これじゃあせっかくもらったのはいいけど、鼻がかめないって怒り狂ったコトを思い出す。で、つい年配のサラ金ポケットティッシュを配ってた人(おそらく社員だと思われたので)に一声かけてしまう。『ポケットティッシュもいいけど、この時期圧縮タオルの方がウケがいいと思うよど、どうよ? ほら、目の前で捨てられてる』わたしじゃなくて捨てたヤツの方を見て呆れた顔してたけど。それみたせいか調べて考えてみるとか言ってたので、近いうちに圧縮タオルなんかも配ってくれるんじゃないかと期待する、それが理由で金利が上がってもサラ金は仕事の関係で、わたしにゃぁびた1円も貸してくれねぇのは解ってるからいいやってなカンジです。
 で、バッグの中には今日一日でサラ金数社、メガネ屋、居酒屋、パチンコ屋などのポケットティッシュが20個ほどたまってしまった訳です。しかしまぁ……、もらう方ももらう方ってヤツですかな?


2001年 7月10日(火)

やってもーた


 例によって朝から講義、んでもって打ち合わせのため炎天下の新宿かいわいを徘徊することに。思うことあって新大久保から新宿までは歩くことにしているため、この暑さでは徘徊という言葉がぴったりあう状態、まだまともに梅雨明けしていないはずで、とうぜん身体の方はまだ梅雨仕様のまんま、つまりはまともな体温調節ができるわけもなく、まるっきし狂犬病にかかった野良犬よろしく乾いた舌を出しながらハァハァ言ってる始末、で、新宿からやっとこさ電車に乗って目的地へ行こうとしたんですが……。
 ええ、電車に乗るまでは意識はありました、で、電車に乗って涼しい環境になったせいで炎天下の中を歩いたツケかどうかは知りませんが、意識が飛んでしまったようです。それだけならよくある話ですが。新宿から総武線緩行に乗って、気がついたら千葉駅。しかも乗ったのが14時、外を見たらもう夕暮れ。果たして何往復したんでしょうか? わたし? で、ホームに降りたって携帯を確認してみたら同じ相手からの不在着信が4件。当然ながら電話の主は打ち合わせ相手で、着信時刻が約束時間の5分後、15分後、30分後とついさっき……。やっても〜た……、慌てて電話をかけて事情を説明した挙げ句に千葉駅にいることを伝えるためにわざわざ駅構内のアナウンスやノイズを聞かせるありさま。さんざっぱら、あほ、ぼけ、かす、競艇客、オケラなどと罵られて打ち合わせの日を変えてもらうことに。そのまま久しぶりに千葉駅周辺を散策して、軽く飯を喰って事務所に戻った一日でしたっと☆ しかし、何年ぶりだろ? 電車の中で意識飛んで乗り過ごしたのって……。


2001年 7月 9日(月)

いま、どのあたり?


>>気温別被害妄想チェッカー<<

−他人は全てわたしの敵だ。親友だって敵だ。全ては私に対する陰謀だ。
−親友を除いて、他人はみんな敵だ。
−仲間以外は、全員がわたしの敵だ。
−仲間以外は、全員がわたしに対する陰謀に加担しているんだ。
−わたしの知らない人は、わたしを暗殺しようとしている。そうはさせるか。
−わたしの知らない人は、全員がわたしの敵で、わたしを陥れようとしているんだ。
−わたしの知らない人は、きっと「やつら」の一味だ。陰謀だ。
−わたしの知らない人は、きっとわたしを裏切るに違いない。先手必勝だ。
−どこかでわたしに対する陰謀が進んでいるに違いない。わたしには分かる。

 そろそろ『やつら』が本気で動き出すような気が……。


2001年 7月 8日(日)

多摩川に遠征


 多摩川競艇場にいったこと
 3年おろか組 江戸川こじき
 きょうは、ぼくは多摩川へえんそくにいきました。だんだんこうれいになってきている
日刊ターンマークというところのおにいさんがしゅさいする「多摩川ゲストルームご招待」にまねかれたからです。でも、こんかいわ、ぼくが頭数にむりやりねじ込んでもらったのではなくあとで難癖をつけられたくないらしくて日刊ターンマークのおにいさんはさいしょからぼくをあたまかずにいれていたみたいです。多摩川競艇場でおにいさんに会って、ぼくおみるとかなしそうにわらっていました。もしかしたらぼくはおにいさんにとって疫病神な愚か者なのかもしれません、このまえあったときよりもだんだんぼくとおなじようのおちぶれているようなかんじがしました、『つかれているんですか? おにいさん』と、ぼくがたずねると、おにいさんはすこしだけ、えみおうかべて『なんだかおにいさん、きゅうにつかれちゃったよ、江戸川こじきくんならそのわけがわかるだろう』といってました。でもぼくわこどもなのでよくわかりませんでした。
 ぼくわ、きょうの多摩川競艇場は優勝戦で、競艇老人戦のごとくなメンバーがしぶとく優勝戦に生き残りました、おまけに男女混合戦で、世界一弱い女子レーサー高橋知絵たんも斡旋されていて、そんなレースばっかりでよくわかりませんでしたが、それでも7Rに3連単で万舟をブチ当て、おさいふのなかにはいりきれないほどの100円玉をてにいれて、ホクホクでおうちにかえることができました。でもおにいさんは胸につけていた『来賓』と書かれたバッチの文字が『来』という文字に見えるくらいヤラれていたみたいです。
 ぼくわ、おにいさんがしゅさいするいけないあつまりにさんかして、ケツの毛をむしられた挙げ句肛門のヒダまで勘定されつづけていたぼくでしたが、きょうはそれまでのぼくとはちがいました。多摩川でここまで浮いたのは久しぶりで、せっかくヤラれた腹いせに多摩川の競走水面に放流して、鯉どもを皆殺しにしようと思って持ってきたブラックバスとブルーギルのつがいが無駄になってしまっいました。仕方ないので多摩川競艇場の近所にあるバラック小屋のような飲み屋さんにマグロと偽って売りつけてみました。どうせ、ぼくを含めて競艇場の飯がおいしいとおもっているような貧乏で雑巾みたいな舌しか持ち合わせていないオケラなお客にはマグロとブラックバスのくべつなんかつくわけがないとおもいますし、なによりもぼくがそうなのですから、みんなもマグロをきっと数十年は食べていないのでマグロがどんな魚なのか覚えていないでしょう。おみせのおじさんが下品な笑い声をあげながらぼくからブラックバスを取り上げてさばいていました。なにかいいことおしたみたいで、うれしくなってしまいました。
 帰りの電車の中で、本物のキチガイじみたおじさんが競艇は詐欺だとか最終レースが終わったらジープに乗って裁判官や検事や検察が女を連れて売り上げを回収にくるとかいうとっても毒電波で正気の発想とは思えない話を延々と繰り返し、車内をひきつった笑いの渦に巻き込んでいました。久々に貧乏の毒が頭に回ってしまった取り返しのつかない本物のキチガイなおじさんを見て、とってもいい気分になってしまいました。
 おしまい。

 先生から
 江戸川乞食君は3年生になってから、ずいぶんと漢字が使えるようになりましたね。でもよく見たら選手の名前に使われている漢字と悪い言葉だけが漢字になっているみたいですね、でも漢字を覚えようとする努力は大事だと思います。それと、電車の中で会ったかわいそうなおじさんは、もしかしたら江戸川乞食君の10年後の姿かもしれませんから、間違っても人前では競艇が詐欺だとか、朝から錦糸町の場外馬券売り場を経由して、江戸川で万舟ばっかりにうんざりしてそのまま多摩川にいくなんて不経済で気の狂った愚かなことをしないでくださいね。そういう愚かの積み重ねがあなたの頭や財布の中身を狂わせているんですからね。それに、きっと江戸川乞食君が大人になるころにはキチガイが罪を犯してもきっと有罪になるような世の中になってしまうかもしれませんからね。


2001年 7月 7日(土)

七夕のおはなし


「ねぇ、ごしゅじんさま? 今日はみんな笹飾りになにか書いてある短冊を飾ってるんだけど、これって何かの呪いかなにかなのぉ?」
 外から帰ってきた葉月が不意にそんな話を始めた。ってのはいいけど、……しかし、いつの間にひとりで外へ出かけられるようになったんだろう? そう簡単に出てこられるような体調不良にはなってないはずなのに。
「そっか、今日は七夕か。で、どこで見つけた? ……いや、それより勝手に外に出てって大丈夫なのか?」
「ごめんなさぁい。なんか知らないけど最近、ごしゅじんさまがコワれてなくても平気で出てこられるようになってるの、なんか不思議なんだけど」
「そっか。たぶん、それって葉月が使い魔から、そこらへんの犬猫レベルに格落ちしてるってことじゃねぇのか? お前ら使い魔は寄生主を堕落させやすいように、弱ってる時に現れて誘惑するんだろ? いまのお前って、使い魔っていうより愛玩動物だよ」
「それってひどぉ〜い。まぁ、いいかぁ。それで、ごしゅじんさま、その七夕って? 笹飾りを飾ってなにかするお祭りなのぉ?」
「まぁ、祭をするところもあるけど、たとえば笹飾りの短冊、もともとは五色の布が使われていたらしいよ。女の子たちがお裁縫や機織りが上達することを願って、織り姫に捧げたってこと。それがだんだん高価な布の代わりに紙の短冊となって。紙ならとうぜん他のことも書けるからお裁縫や機織りの上達といったこと以外の願い事が書かれるようになったわけ、織り姫にしたらいい迷惑かもしれないけどね。だって、本人は年に一度のデートの日なのにさ。もっとも、織り姫と彦星のなにを血迷ったか、7日に一回会ってもよいって言われたのを7月7日に会ってもよいって聞き間違えたせいで年に一度のイベントみたいになっちまったって説もあるけど、これじゃああからさまに愚かな話でかわいそうすぎるけどね」
「ふぅん」
「ほかにも短冊に関しては、平安時代に貴族たちの七夕まつりで梶の葉っぱに詠んだ歌を書いて飾ったのが変化したという説もあるけど、こっちはまぁ、おまけってことで」
「あはっ☆ じゃあ、この短冊って別に誰かを呪殺するためのおまじないとかのたぐいじゃないんだ?」
「そういうこと。まぁ、気の持ち方かも知れないけど、短冊のお願いを書いて願い事がかなったって話も聞くけどね」
「ホント!? ねぇ、ごしゅじんさまぁ? ごしゅじんさまは七夕はしないの?」
「ははは。まぁ、オレはもうそんな年齢じゃないし、短冊なら七夕じゃなくても、いっつもお金が増えますようにって願いをこめながら競艇場で書いてるし、そのあとも、お金になるかもしれない短冊をもらってるからねぇ」
「ごしゅじんさまぁ、それってマークカードと舟券のことでしょう?」
「あはは、まぁ、そうともいうな。あ、葉月、悪いけどオレ、これから買い物行くんだけど」
「いってらっしゃ〜い……」
「おいおい、なんか不機嫌そうだな。まぁいいか」

 夜、事務所に戻ると机の上に小さな笹飾りがひとつ。そこにはずれ舟券を切って作った短冊がいくつも飾られている。その中に一つ、かわいい文字で願い事の書かれた短冊を見つけた。
 「ごしゅじんさまとずっといっしょにいられますように♪ 葉月」
 あの子の本来の目的を考えると喜んでいいのやら悲しんでいいのやら……。


2001年 7月 6日(金)

で、早速浮いた金が……


 ADSL回線工事を申し込んだらうちの地区は3週間〜2ヶ月くらいってなことを言われてしまい、それじゃあ今やってる仕事の検証に間に合わないので、いまさらながらダイアルアップルーターを購入することに。当然江戸川周年で浮かせた金を使うことになるんですが……。
 いまさら「ダイアルアップルーターをくれ」なんて言うのも原始人がいきなり文明的な生活を始めようとしているくらい滑稽なのか、「はぁ?」ってな感じの店員の視線。残念ながらこっちはADSLと区別はちゃんとついてるんで、何言われても「ADSLは考えてるけど、工事に2ヶ月もかかるって、そんなに待てない緊急の仕事がはいったんで、検証用に数台からアクセスしたいんだけどプロキシ経由じゃあ認証されないの」と曖昧に答えておく、半端に理由やら知識やらを振りかざすと
絶対サポセン黙示録に投稿されるコトは間違いないので、余計なコトを言わず聞かずで黙って買って帰る。
 で……。例によってパソコン周辺機器にありがちな不親切なマニュアルと、なにをやっても認証に失敗する役に立たない接続ウィザードに頭を悩ませ、結局いつもの力技で事務所のマシンのうち4台を同時接続可能にすることができるようになった。5台目はっていうと、ハブが5回線しかないので必然的に一本分不足という状態になってしまい。自動的にスタンダロン化、とりあえず明日また追加のハブを買わねばと思うのであった。
 しかし、金かかるなぁ……。本当に元が取れる仕事になるんだろうか?


2001年 7月 5日(木)

祭のあとの虚しさは……


 一度はいてたパンツをまたはくこと。「このパンツ、さっきもはいていたよな……」
 ってなわけではないけど、そんなコトお構いなしに平和島の初日。本日も講義につき本場には逝かずに新宿の地下に籠もって3連単電話投票。
 結果はまぁ、1500円の浮きくらい。それよりもとうとう地下でアイスコーヒー170円を頼んだら、ミルク・ガムシロップ・ストローの3点セットをつけずに出してくれるようになったのが驚き。完全に顔とクセを覚えられているようです……、そっちの方が舟券当たるより嬉しかったりして。

 江戸川周年記念、優勝戦の利用者38,606名 売上719,230,200円 客単価 18,700円
 6日間の総利用者183,180名 総売上3,437,054,700円 客単価18800円


2001年 7月 4日(水)

そして優勝戦


>>講釈師 みてきたような 嘘をいい<<

 江戸川競艇場 外向前売発売所 午前8時
「くかか、生きて今年もこの日を迎えられるとは思わなかったぜ。なぁ、江戸川乞食の」「バッキャロー、開門は10時だろうが? オゥ、どれだけヒマかしれねぇけど朝っぱらから去年の話なんかするんじゃねぇっての」「グエッヘッヘ、そうだった、そうだった、お互い、きっちりヤラれてたっけな」「コケ野郎! オレはオメェと違って去年はきっちり取った!! おめぇだけだってぇの、去年三角−川崎の2−4 4−2で勝負して江戸川の競走水面に身投げしたのはよっ!」「へっへっへそれはいいっこなしだぜ……」「で、今年はどうやって身投げする気だ? 悪ぃけど今日は優勝戦の頃には水面が穏やかになってるハズだから身投げしても波に飲み込まれず上流に押し流されるだけだぜ」「へっへへ、そう毎年毎年身投げしてらんねぇっての。今回は3連単もあって大勝負の年だってぇの」「ほぉ、大勝負ねぇ。大負のまちがいじゃねぇのか? おめぇの場合は?」「おぅ、江戸川乞食の。今日はいちいち噛み付いてくるな、なんかあったんか?」「多すぎてどれから話そうか? 話している内にきっと表彰式まで終っちまうぜ、きっとよ」「おいおい……。そりゃぁ困るから聞かねぇことするよ」「それが正解だ、すまんな。オレ今日は仕事があるんで前売り買って帰るから次回開催で命あったらまた会おうぜ」「なんでぇ、特観競りじゃなかったんかよ?」「ああ、そういうことだ……」「おぅ、そうだ、江戸川乞食の」「なんだよ?」「ちょこっとだけでいいからよ、お前さんの買い目とやらを教えてくれねぇか」「ったく、人の買い目に乗った大勝負かよ?」「ぐえっへっへっへ、あくまで参考ってやつだよ参考」「ばぁ〜か、お前のいう参考ってのはカンニングのことだろうってよ?」「それでもちゃんと凖優戦はみてたんだろ? 江戸川乞食の」「まぁな、……しょうがねぇな、直接買い目は教えねぇけど展開予想だけはしてやるか」

12R 優勝戦 (上げ潮)
1 1485加藤峻二59埼玉51A1 6.22 44.07 6.91 47.37 20 22.95 25 38.30 1 416 2 1
2 3737上平真二27広島53A1 7.09 54.70 7.68 65.85 25 46.30 62 36.00 5 112 241
3 2992今村 豊40山口49A1 8.66 63.16 7.71 71.43 36 38.60 34 35.42 2 143 311
4 3499市川哲也32広島50A1 8.62 68.81 0.00 00.00 47 30.36 14 42.31 641 1 122
5 3622山崎智也27群馬50A1 8.79 66.34 0.00 00.00 10 29.82 22 26.00 1 1 513 2
6 3543福田雅一32香川53A1 6.35 40.71 7.28 55.81 19 46.67 71 31.91 4 225 1 2

・いうまでもなく、本日は記念の優勝戦だから江戸川巧者の群れって訳だ、メンツ見て見ろや。なにかの間違いで優出したってヤツぁ江戸川相場に照らし合わせても一人もいやしねぇ。ってことはFか内側ドカ遅れでもねぇかぎり6号艇なんざ3着にもとどかねぇわけで、よっぽど金に余裕のあるボランティア精神に満ちた篤志家か単なる大ばかやろうでもない限り6の頭を買う必要はねぇってのは長年の経験で解ってるよな? おまけに6枠は福田ってことを考えたら絡める気があるか?
・で、5枠山崎の最近の凖優突破率と優勝戦敗退率の差を考えて見ろ? しかも江戸川に限らず、山崎の追っかけ連中の傍若無人っぷりがSGのみならずG1や一般戦にまではびこってきている、当然腕は近いけど顔のおかげで山崎に対して悪役扱いされてる他の人気のねぇ選手たちには山崎だけは勝たせたくねぇはずだな?
・次に4枠市川、こいつがここまでやるとは思わなかったよ、展示航走でエンストして「いちかわぁ〜! その舟やるからそのまま広島に帰って漁師でもやってろ!」なんてヤジを飛ばされてたヤツがよぉ。しかも絶好のカド。どうするよ? 市川の扱いが舟券のキモって気がしねぇか?
・……3枠が今村、半端に2枠とか1枠じゃないってところが気になるところだな。前節、前々節も記念で内側からスタート遅れてしゅーりょー。でもここではどうかな? ここは今村のひそかな野望にとっての最難関な場だぜ、そう、彦坂郁夫に続く全24場記念制覇のための最難関、とうぜん勝負仕掛けてくるだろうし、Sのことよりも波が怖い方に神経が行ってSは今村本来のカン一本で突き出て来るかも知れねぇぜ。
・んで2枠の上平、こいつだけは扱いに困る、自慢じゃねぇが上平の2コース戦ってのはまったく記憶になくてよぉ……。普通のまくり屋ってカンジで考えたらまっさきにつぶれて消えるのは決まってるんだけど、差した時がなぁ……。上げ潮の2コースでまくったりツケマイに行ったヤツの末路を今節だけでもいくつ見てるかってところだな。
・おしまいは1枠加藤。これが一般戦なら、フツーに買えば加藤あっさりのイン逃げだけど、オメーは加藤のイン戦って信用できるか? 個人的には上平が1枠で加藤が2枠に組まれて欲しかったところだな。
「……で、江戸川乞食の? 買い目はなんだよ?」「ばぁ〜か。参考ならここまでだよ、ここから先の買い目をいっちまったらカンニングになっちまうじゃねぇかよ」「ちぇっ」ちぇじゃねぇよ! じゃあな、舟券買って帰るから命あったら来節で、命なくなったんなら来世で会おうぜ」

 江戸川乞食の優勝戦の買い目
 3−1−2・4 1−3−2・4 各15枚
 3−2−1・4 3−1−2・4 1−2−3・4 2−1−3・4 各10枚

 結果 3−4−1 4520円

 ってなわけで、結局は市川だけ買わずの抜け目で今年はわたしが身投げ寸前だった訳ですが、それまで浮いてるのでそんなこともなく、今年の江戸川周年は終了したわけです。素直に今村豊おめでとう、加藤峻二もこれにて来年のオーシャンカップとグラチャンは確定ですかね?

 火曜日の利用者 29,443名 売上546,921,100円 客単価18,500円


2001年 7月 3日(火)

激闘!? 凖優勝戦


 月曜日の利用者 24,668名 売上495,918,600円 客単価20,100円。
 本日は昼まで新宿百人町の学校での講義+18:30より初台で仕事の打ち合わせのため、さすがに江戸川に逝くわけにもいかず、しかたがないので講義が終わった途端に西新宿へ直行、桐生・蒲郡とナイターをやっているので少なくとも18:00までは気にせず地下に居られるって訳です。
 江戸川の他には住之江・尼崎・児島・戸田と三連単をやってるところばっかし、それでも電話投票ができるのは住之江だけなので興味も半減、ついでに言えば住之江は新鋭リーグ。また金龍と田中豪が宿命のライバルよろしく同じレースにのかってる番組まで用意されているありさま。こんなん買った日には口座の金がいくらあっても足りないので凖優3本だけを打つと決め込む。……つもりだったけど、9Rの負け犬戦が4号艇西山の負傷欠場で5艇立て、挙げ句に内側は今節ズタズタの鈴木茂にやっぱりズタズタな原田富士男にズタズタな挙げ句に朝のレースでFを切った鈴木唯、外は平岡に窪田……思わず電話に走りました。2連単1=5=6 5枚。

 結果は案の定鈴木唯を筆頭にあほみてぇなS遅れ、窪田と平岡のまくりがあっさり決まって2連単6−5は3630円、15000円の種銭ができ上がった訳です。つまりは1Rあたり5000円使えて総ヌケでもフトコロ痛まず☆

10R 凖優戦
1 2992今村 豊40山口49A1 8.66 63.16 7.71 71.43 36 38.60 34 35.42 2 143 31
2 3590濱野谷憲27東京52A1 7.82 53.76 7.78 63.79 59 61.54 50 49.12 332 151
3 3543福田雅一32香川53A1 6.35 40.71 7.28 55.81 19 46.67 71 31.91 4 225 1
4 3713伊藤誠二26愛知52A1 7.73 60.32 7.00 55.56 71 31.11 61 30.61 2 1 533
5 3329作野 恒33愛知51A1 6.58 44.34 6.66 55.32 41 48.94 24 32.56 513 2 34
6 3716石渡鉄兵26千葉51A2 7.16 59.35 6.70 47.19 57 36.21 32 50.00 225 423

 上げ潮30センチで追い風(南風)9m。こーなりゃ無条件で波水面、とはいってもこのくらいなら10センチくらいの波で済む。つまりは10センチくらいじゃぁ安定板のお世話にならなくて済むけど、それでもやっぱり水面はギタギタな波。そーなりゃぁ、内側艇に集団Fでもない限り、まず石渡に用なし。作野もさっきのレースみたいに完全に出切るSでも打たなきゃ一銭もいらず。伊藤誠二もF持ちじゃあ仕掛け難しいだろうし、そうなりゃぁ1−2か2−1か1−3の3択問題にしかならない訳ですが、今村も波は苦手……凖優一発目の1号艇ってプレッシャーに負けるんじゃねぇかとか思いながらいろいろ考えた訳です。1−2はどうもがいても3倍が精一杯。スイチで買うには信用できねぇし、で、結局悩んだ挙げ句に以下の買い目。

 3=2 20枚 3−1 10枚

 今村と濱野谷がやりあえば、泥棒差しの福田って目があると思う訳です。が……。いざスタートしてみると、作野がまくったところに今村が合わせに、当然今村ですから当てに行くわけじゃないけど、それみて作野が外へ逃げていく。この瞬間に今村あっさりのイン逃げ確定、もういいや。次だ次!!
 1−3 1480円、あら。濱野谷飛んだんだ? 確かに2コースにはキツい水面だけど……、福田もついてるなぁ。

11R 凖優戦
1 3622山崎智也27群馬50A1 8.79 66.34 0.00 00.00 10 29.82 22 26.00 1 1 513
2 3647伊藤雄二28埼玉51A1 7.61 67.27 6.58 44.00 12 30.19 43 33.87 3 4 113
3 1485加藤峻二59埼玉51A1 6.22 44.07 6.91 47.37 20 22.95 25 38.30 1 416 2
4 3256三角哲男34千葉51A1 6.88 57.73 7.40 60.00 32 34.48 33 24.00 5 512 13
5 3381滝沢芳行32埼玉49A1 8.03 64.81 6.06 37.04 26 29.41 56 33.90 1 253 25
6 3200熊谷直樹36北海51A1 7.34 53.06 7.19 50.88 40 35.85 21 50.94 5 432 42

 場内はきっと腐女子の群れが、さながら養豚場の小屋のごとき喧しさで展示航走を見ているだろうなぁってのが丸解りのメンツ。だってねぇ、隣がミスタービーンで、その隣がご老体、挙げ句に千葉の福耳野郎に埼玉の地味野郎、大外になってやっとこさ、なんとか腐女子でも解りそうな北海の澱み熊で、当然澱み熊は月より遠い6コース。競艇知らなくてもこれなら勝ったも同然って思うでしょうな。おまけに江戸川の1コースは自動的に1着と錯覚するような感じだし。現場にいたらわたしも当然山崎から行ってるだろうし、そういう意味では現場にいなくて良かったと思うレース。上げ潮20センチ、追い風8m、波高10センチ。絶好の加藤峻二日和ではありませんか? ねぇ、業の深いみなさま? 加藤に遠慮してツケ回る伊藤か、アタマに出るしかアシが保たない三角のまくりに、もし山崎がいつもの癖で張りに出たらどうなるでしょうか? 答えは5分後♪

 3=1 15枚 4−3 4−1 各10枚

 3・2・1、スタートで三角がすっ飛んでまくりに出る。……出ただけ。んで、山崎、何を血迷ったのか、それとも、三角を過信したか? 合わせに出る動き、その瞬間にきっと場内では養豚場がそのまま屠殺場の地獄絵図にでもなったんじゃないでしょうかね? そう、腐女子どもの断末魔の声の山。はい、赤い勝負服の加藤峻二がきっちり波乗り決めて最内を差し抜けて1周2Mじゃあ転覆でもしねぇ限り、なんぼ山崎でも追いつけねぇだろうってな差が開く、いうまでもなく腐女子どもは山崎をアタマに顔の順で舟券を買ってるか、マークシート専用の穴場で『智也の単勝に100え〜ん♪ オバサン早く売ってよぉ〜智也が走っちゃうじゃなぁい☆』ってなことを平気でブスヴォイスでうなり、その声を聞いた瞬間に、家にいるまったく自分を相手にしない娘の声を聞いたような気がして、余計に腹を立てるであろう悲しいオヤジどもの神経を更に逆撫でってな感じで、怒りのオーラを大量発生させる生き物どもなんだから、とうぜん山崎智也って男が産まれる前から江戸川を走ってる加藤なんかに目が行く訳がない、ついでに言えば山崎が2着になるなんてコトすら夢にも思ってないだろうからね。あ〜、いい気味だ☆ 明日の山崎は4枠より外確定、逆にこれで優勝戦は舟券的には少し面白くなった感じもするねぇ。
 3−1 2100円。 31500円の払い戻し♪

12R 準優戦
1 3499市川哲也32広島50A1 8.62 68.81 0.00 00.00 47 30.36 14 42.31 641 1 12
2 3721守田俊介25京都51A1 7.98 67.42 8.42 84.21 53 35.19 45 38.10 112 2 41
3 3737上平真二27広島53A1 7.09 54.70 7.68 65.85 25 46.30 62 36.00 5 112 24
4 3184山田省二41愛知54A2 6.20 48.62 5.39 38.89 16 36.67 12 34.55 3 6 222
5 3623深川真二27佐賀48A1 7.31 57.45 6.50 43.75 34 32.14 63 34.00 2 222 15
6 3427大賀広幸34山口51A1 7.58 63.37 6.50 42.86 15 27.42 49 41.38 2 2 332

 山崎が飛んだ以上、時代は今村豊と加藤峻二に微笑みかけているはず。となれば市川もまた飛ぶ? 市川がいなくなる展開を必死に考えてみる。どうせ本日は屠殺されたんだからそのままキロいくらで肉屋に卸されて行くようにドナドナと場内から消えうせているか、はたまたいまだに山崎の2着が信じられずに『きっと八百長よぉ〜。ぷんぷん』と警備員に詰め寄って小松川警察へ連行されたか? あるいはショックで死屍累々とその場で転がっているか、まぁ、おとなしく帰っただろうから比較的場内の客も静かに考えられるようになったでしょうな? ……にしてはこのレースも1−2が2倍台じゃぁ買えません、やっぱり江戸川の客は腐女子には我関せずだったんですかねぇ? まぁ、1−2スイチで買うのも芸がないし、いままでの凖優、あっさり2が死んでるから2を無視して、んでもってお金も浮いてるし、少し遊ばせてもらいまひょ。
 市川と守田消える展開。上平が加藤よろしく差し抜け&外のまくり。
 3−4 3−5 3−6 各20枚
 市川だけが消える展開。市川が守田のまくりに飛びついて内側に差し2本。
 2−3 2−4 2−5 2−6 各10枚
 保険。市川2着残り。
 3−1 2−1 各20枚

 全部で140枚。なくなってもいいやって感じで久々の散らし買い。それでも万舟とか50倍ってのが多いんで市川にはなんとしてでも消えてもらいたいところ。

 ……やっぱりそこまで甘くないようですな、江戸川。市川は起こしに失敗したのは解ったけど、守田のあほう素直にまくれないんでやんの。ヨタヨタしているうちに死に体の市川に張られて終了、上平とノーマークの大賀のズボ差し2本、え!? 3−6なら2万舟じゃなかったっけ? なんてコトを思ったけど、やはり大賀も事故点ショックか、完全に潰しきれてなかった市川もそんな状態の守田や大賀なんかはメじゃないわけで、1周2M、先マイの上平以外が大接触、やべぇ!! 集団転覆!? なんて思ったけど、さすがに12Rのメンツは全員が江戸川巧者。誰ひとりとして転覆も落水もなくきっちりその騒ぎをクリアして2周目ホームへ戻る、久々にいいもの見させてもらいましたっと☆ 2着は市川になっちゃったけど……。でも持ってるからいいや。
 3−1 1300円。 26000円の払い戻し。

 浮かれた感じでそのまま初台へ打ち合わせ、こっちはおカタい話な上に不景気な話だったけどまぁ、今年の江戸川周年は黒字確定なのでOKですな。
 明日は朝方に当然優勝戦に行くだろう親父に頼んで3連単を買ってもらう予定。


2001年 7月 2日(月)

江戸川予選終了


 日曜日の利用者32,579名 売上671,939,200円 客単価20,600円
 藤井荘林吉田片山・今村・山田・熊谷・坂東川崎前田原田鈴木茂・福田・濱野谷・深川・上平・平尾平田……。
 凖優に残れなかった選手を一人ずつ消してみたら結局こんだけしか残らなかった訳ですな。まぁ、モーターもボートもあてがわれる前に当てろってのがどだい無理のある話で、そんなんで全員当たってたら今ごろわたしゃ蔵の一つも建てられてなきゃおかしい訳です、はい。と愚痴ったところで始まらないけど、しっかし、なんだかんだで山崎、残っちゃいましたねぇ。しかも予選2位で突破、まぁ、腐女子が邪魔なだけで山崎自身の江戸川実績はデビュー当時に無条件で◎だったので、久しぶりに来て予選突破ってのを見るとなにげに嬉しくなることは間違いないんですが……、裏を返せば、70期がデビューし始めた頃から競艇が『KYOTEI』化してきて、だんだん腕と顔の両方を兼ね備えた連中じゃなきゃ選手になれねぇんじゃないかってな具合でみんなそれ以降は比較的整った顔の選手が増え始めた、強ければそれでいいんですけどね、力さえ……、あ、なんか違う方向に話が進んじまいそうですので一旦中断……。
 けっきょく、今日は土曜日に届いたエアコンの組み立てと、古いエアコンの処分に奔走しており、江戸川には早朝前売りを買いにいって終了しましたとさ。
 じっさい、週3日カタギと同じような時間で生活していると、どうしても他の仕事も滞る上にまとめてやっておかないと金曜日までまったく音信不通の可能性も出てくる訳です、かといって辞めるわけにも行かないし、辞めたら定期収入が確実に減る減ったら競艇打てないので、時間を売るしかないってな状態ですな。まぁ、今日で競艇が終わりって訳じゃないのであんまり気にしてないし、なんだかんだでもう10万近く江戸川に放ってますからね、種銭は3万だけど……。


2001年 7月 1日(日)

日曜日は体力回復の日?


 土曜日の利用者28,942名 売上541,316,000円 客単価18,700円
 記念の日曜日で、んでもってクソ暑い以上、最初っから今日は江戸川に行く予定なぞ考えもなく、ぼけぇ〜っと休養を取っておりました。当然ながら電話投票は全日参戦ですんで毎日利用者の一人としてカウントされてます。はい。
 なんだかんだで、金曜に引っかかった風邪がまだ抜け切ってないみたいで、咳だけ止まらないって状況が続いておりまして、ウィルスの進入をリンパ管に入る前に食い止めたらしく、それ以上の悪化もなく無事咳とタンだけで終わっていますが、久々にあほみたいにせき込んでると、やっぱりかなり体力消耗しますねぇ……。
 そんなわけで起きてるんだか寝てるんだか。葉月が出てるんだかでてないんだかってな状態で一日過ごしておりました、とうぜんそんなんじゃ舟券なぞまともに当たるワケもなく、前日予想していた目の通りに買って万舟がぶち当たったけど、それまでに打鍵ミスとかでけっこうハデに金を流しちゃったこともあり、ちょい浮き程度です。それでも負けてないだけマシかな?
 いちおう今週一杯様子見て、咳がとまんないようだったら医者に行こう……。さすがに今のブロン液は飲んでもトリップできないし。