新聞の切り抜きを意識してみました、脅迫状? ははは

11月の泣き言・財布の中身異常乾燥注意報発令中


2000年11月30日(木)

謙虚に……?


 江戸川行ってきました。はい。謙虚に打たせていただこうと思いまして。久々の2日連続競艇場通いという有り様です。ぢつに謙虚に、事務所で『あのぉ、今日は江戸川に行きたいんですけどいいでしょうか?』と若い衆に尋ねたら『いても邪魔ですからいいですよ。でも、勝ってきなさい』とのありがたいお返事。それを謙虚に受け止め江戸川へ、んで謙虚にたどり着いたのが6Rの展示航走に間に合う時間。エグゼが空いていたので(いつものことなんですけど)そっちに行こうと思ったんですが謙虚に堤防スタンドへ。

6R・一般特賞戦
1 3432 宮迫暢彦 32 大阪 52 A1
2 2538 高橋二朗 51 千葉 55 A2
3 3746 岡瀬正人 25 岡山 52 A2
4 3929 杢野誓良 25 愛知 51 B1
5 3589 西村 勝 27 埼玉 54 A1
6 3686 鳥居塚孝 25 群馬 54 A2

 宮迫は江戸川2年半以上不走でF持ち、岡瀬は江戸川スタート下手。鳥居塚は遠くて西村が隣が同形の杢野、で、杢野の初日はスタートバカしかもほとんどの予想屋が『練習抜群だけどウデが……』などと言ってる。ってことはS決まったら非常に楽しいコトになるんじゃないか? 内側で怖いのは高橋だけだしねぇ、と謙虚に予想して謙虚に舟券を買うことに。
 4=2 10枚 4=5 10枚 4−1 10枚

 謙虚ながらこのレースには絶対に近い自信がありまして、来て早々の50枚賭け、つまりは昨日使い損ねた分だけを謙虚に種銭にしようと思いまして、実質の有り金勝負にしました。これではずしたら謙虚に帰ろうとも思ってましたし……。
 結果は予想どおり、杢野のまくりを内の3艇が誰も止められずあっさり1周1Mでアタマ確定、道中高橋二朗をいわして2着に上がった西村との4−5は3240円の中穴配当、4−2よりついたので拍手喝采。

 と言うことでいきなりキジ3羽抜いたけど、あした以降のことを考えて、2万円ほど財布の中にしまい込んで12400円で残りのレースを打つことに。そういうところだけは謙虚ってやつですな。くかかか。

 7R 3=1 10枚 3=4 10枚 3−2 10枚

 結果 1−3 710円・12400−5000+7100=14500

 8R 1−2 20枚 1−4 20枚 1−6 10枚
 結果 1−5 510円・14500−5000+0=9500

 9R 1−2 50枚
 結果 2−1 470円・9500−5000+0=4500

10R 4=1 10枚 4=2 5枚 連複 1−4 10枚
 結果 1−4 1140円 連複 480円
 4500−3500+11400+4800=17200

11R 3−1 30枚 1−3 20枚 3−5 10枚 3−2 10枚
 結果 1−3 690円・17200−7000+13800=24000

 帰りに錦糸町で江戸川に行かせてもらったお礼に、お茶菓子を買って若い衆のごきげんを謙虚に取ろうとする姿があったのでした。(しかしお茶菓子を事務所に持って帰った時にはもう『謙虚』なんて言葉はどっかに飛んでいっちゃいましたなぁ♪ くかかか。オラァ! 餌つけの時間だぁ!! などと……)


2000年11月29日(水)

♪お〜ろ〜か〜も〜のぉよぉ〜♪


 愚か者よ おまえのヤラれた舟券集めよ
 愚か者よ ゴミの山に顔をうずめて 今夜は眠れよ
 見果てぬ夢に オケラはさまよい乞食は焦がれる
 マークを塗れば 偽りだけがいつも真実 それが競艇
 ごらん タテ目 裏目の 舟券抱いて
 大事な人の金を減らした 愚か者が水面走るよ
 おいで タテ目 裏目の 舟券抱いて
 まずいカラミ酒を飲もうよ ここは愚か者の墓場さ

 ってなカンジでして、本日平和島初日はきっちりヤラれてきました。ええ、5Rから打ちまして、結果はっていいますと……。

3連単総ヌケ(8打数0安打)
2連単パーフェクト(6打数6安打)

 という、まるっきり正気の沙汰とも思えない結果でありました。はい。当然のことながらせっかく平和島までいくんだから狙い目はいうまでもなく3連単でしたがぁ、恐ろしいことに5Rと6Rをタテ続けに1着2着4着でハズしてしまったせいで、ちょっとばかり身の危険を感じまして。とりあえず、いやかなり慌てて7Rから2連単も買い足すことにしたんですが、どっちにしても1点200円とか300円程度しか買ってないので、総額ではやっぱりヘコみなんですが……。しかし、競艇を始めたときとおんなじショックをうけてます、はい。なんか解ってくると急に当たらなくなるんですな、博奕ってヤツぁ。ちょうどいま3連単ってヤツに関してはそんなカンジですね、前2回はまるでビギナーズラックのようにぼこぼこ当たって、3連単など恐れるに足りずぅ! などと思ってたんですが、今日に限ってはとなりのおっさんの当て具合を見て顔面蒼白状態でしたわ。いやぁ博奕は怖い怖い……。もうすこし謙虚になりましょう……。ええなりたいですね。とりあえず明日の江戸川初日あたりから。


2000年11月28日(火)

賞金王の12人確定


 上から順に西島義・植木・山崎智・濱野谷・烏野・今垣光・松井繁・市川哲・濱村・熊谷・田頭・大嶋。毎度のことながらSGを獲っていながらベスト12に残れない一発屋がいるのは一人くらいならまぐれと割り切っても、今年は矢後と池上のふたりってのが大笑い。もっとも矢後も池上も今年、記念はSG一本獲ったっきりでG1はまったく……。なもんで仕方ないのかも知れないんですけどね。とはいえその記念、1月13日の近松賞初日〜11月24日の競艇王CC最終日までの間に、G1が34本、各地区戦6本・新鋭王座・女子王座・名人戦なんぞまで足したら全部で43本、んでもってSGが6本。ここまで増えちゃうと確かにSGよりもG1でなんとかしてた方が賞金王に近いって気がしますな。今年の12人の中では西島と濱野谷と熊谷以外はSG獲ってないですからねぇ、みんなG1で上積みしてるって寸法ですか。
 それがいいのか悪いのかは別問題として、このまんまじゃSGぜんぶどいつもこいつも単なる「泥棒に追い銭」開催以外のなにもんでもない形になっちゃいそう。いずれにしてもG1もSGも数が多すぎ。年間4本もG1獲ってるクセに一般戦で優勝できねぇようなやつが多数派を占める上位陣にも問題があるけど、こんだけ記念があったら一般戦なんか出てるヒマもねぇし、江戸川なんかに来てるヒマなんかなおさらねぇよなぁ……。やっぱり。


2000年11月27日(月)

てなわけで、デマに裏づけ


 持つべき者はリピーター様ってヤツですか。7日の日記に書きました『斡旋拒否に関するデマ』のウラが掲示板の方に情報としていただきました。ありがとうございました。『来年の4月1日より選手会の申し合わせで適用されるそうです。私の江戸川命の江戸川仲間がニュ−ス社に問い合わせして聞いたのことで事実の情報みたいですね。』来年の4月からですか。それでもまぁ、一歩前進ってトコですかね? じっさい、売り上げが落ちてるというのは、選手の方にもとくに一部の競艇場を除いて一般戦の賞金が安くなってることで充分理解していると思われますし、なんぼSGとは言ってもそのSGを支える土台がなくなっちゃぁ、次はSGの賞金も下げなきゃならんようになるでしょう、そこまでに手を打ってきたと考えるのが正しいのでしょうかな? それでもこねぇヤツはこねぇだろうけど。あいつとかアレとかきゃつとか……。
 しかし、斡旋拒否権の剥奪に関して困ったことがひとつ、『黒の頁』の江戸川3年以上不走者リストが本当に『敵前逃亡者』リストへタイトルを変えないとまずくなってしまうかもしれません、誹謗中傷になっちゃいますね……、それもいいんですけどねぇ。そーなりゃいろんな意味で毒も吐けるだろうし。
 余談。きのうの優勝戦の売り上げが2連単だけですけど、画面で確認したら25億くらい。昔住之江のSGだったら優勝戦に場外ひっくるめて30億以上の売り上げがあったような気がするんですけど、ここのところしばらく1場1億程度っていう印象があるんですけどどんなもんでしょう? それでも25億の売り上げがあると見るのが正しいのか、25億しかないとみるのが正しいのか? 個人的には25億『しか』というクチなんですが……いかがなものでしょう?


2000年11月26日(日)

はまのやぁ〜♪


 という訳で、競艇王CCの優勝戦。ありがたいことに親父ドノ、過日の江戸川すっぽかして平和島でオケラになりました事件のお詫びかなにか知らんのですが、12レースの展示航走が終わったところで親父が江戸川場外から電話してきてくれまして、『おぅ、12Rどうする?』とのありがたいお言葉。とりあえず紙芝居とはいえ、インターネット中継でレースを見ていたので競技情報とかは入手できたいたのである程度予想は立ててはいたんですが。『そこそこ浮いてるからよ、黒字減らしでもしようかと思ってな』『なにが黒字減らしだか? わかった。どのくらい混んでる?』『ああ、場外の予想新聞も500円ふんだくられるようになっちまったからけっこうすいてるわ』『なら5分前にもっかい電話たのんます』と一回電話を切る。

12R・優勝戦
1 3590濱野谷憲27東京52A1 7.77 48.54 6.87 35.48 57 37.04 66 41.38 1 3 122 1
2 3622山崎智也26群馬52A1 8.31 55.17 7.43 47.62 66 40.80 17 37.78 1 223 121
3 3304烏野賢太32徳島51A1 8.04 55.22 8.34 41.38 31 37.40 63 48.12 4 211 6 1
4 3422服部幸男29静岡55A1 7.47 44.25 7.00 35.90 61 40.65 40 36.17 3 5 115 2
5 3779原田幸哉25愛知51A1 6.40 35.54 7.58 52.63 23 44.64 71 34.85 6 234 132
6 3010大嶋一也42愛知53A1 7.37 51.89 7.67 42.42 30 42.40 24 34.65 253 1 112

 問題は連対はないだろうけど無茶な進入をしてレースを壊すであろう大嶋。濱野谷のインは100%揺るがないから、誰を餌食にするか、多分餌食になるのが烏野と服部だろうから大嶋と烏野と服部が消せたら。1=2 1=5 2=5でOK。でもまぁ多分、山崎は賞金王確定なのでこんなトコでF切ったり転覆したりした日にはシャレにならないので、アタマまでは行かないだろうと考えるなにせおまけのSGだとしても、優勝戦Fにはきっちり1年間SG出入り禁止のペナルティがかかっちゃうからねぇ。と、そんなに時間をかける必要なくあっさり買い目が決まる。え、なんで烏野を消せたかって? 簡単簡単、烏野の背中に荘林の亡霊が取りついてるのが見えるんですわ。
 というのも、烏野の負けっぷりはともかく、負けたあとの言い訳がだんだん荘林みたいに決め科白化してきてるのが気になってるワケですが……。いうまでもなく荘林は『S放ったのがすべて』系の言い訳、烏野は最近『1M失敗した』が決め科白っぽくなってきて危険な匂い。賞金王でも同じコト言ったら100%認定。しばらくは『SG優勝戦で来たらゴメンナサイ』選手扱いにしておくと、自動的に5艇立てになって楽です。
 なんて考えてたら親父から電話。『決まったか? 1万までいいぞ』『わかった。んじゃあ1=2 各30枚 1=5 各20枚の4点だけでいいや』『……わかった、買っておく』
 というわけで、結果は言うまでもなく1−5で決まって1490円は濱野谷のアタマで一番つくところ。29800円の払い戻し確定。賞金王前のSGだからこういう芸当も可能なんだろうけど……。


2000年11月25日(土)

今日もコマーシャルのおはなし


 最近のテレビコマーシャル、競艇や昨日の競馬に限らず、なんかマイナスイメージを全面に押し出したヤツが多いと思いませんか? 競艇は『おバカ』の部分に拍車がかかってるだけ(まだいまのところはですけど)ですが、某ISPのコマーシャルなんぞがそのマイナスイメージ戦略の最たるもんってな気が。いまんところ2バージョン確認されてますが、若いねーちゃんに囲まれたはいいけど「妻帯者」であることをバラした瞬間にねーちゃんたちがいなくなって、なにやらモーホーくさいにいちゃんが「お話しませんか?」と誘うヤツと、パンに手を出そうとする瞬間、死神博士が「ここから先は有料になります」とゆーヤツ。我々みたいにどっぷり漬かってる引きこもり系な連中は解ってるからいいけど、インターネットとかを知らない人間がみて、インターネットってああいうもんだから怖いって印象を少なからず持つんじゃないかって感じなくもないんですが? それに触発されたのかどうかはわかんないけど、最近マイナスイメージを前面に押し出すコマーシャるが増えてるような気がしてしかたがない、広告屋の最近の傾向なのか、それとも単にイメージだけ植えつけておけばいいかっていうだけなのかも。
 もしかして、ああいうのが理解できないとバカにされるのかな? ちょっとだけそんな不安にも駆られる。まぁ、理解できなくてバカにされてもいいやって気もしないでもなくなる。理解できないものをそれでも理解しようとした上で、納得がいかないだけだから。きっと、あの手のマイナスイメージ戦略にOKを出したであろう、少なくともわたしよりも年長者な管理者の皆様、もしかして、オヤジとか古いとか言われたくないがためにモノを知らない白痴な広告屋に対してOKを出したんじゃないかって気がしないでもない。だとしたらかなりあほですな。知名度と好感度は別物ですぜ。
 わたし、確かに笑うんだけど、その笑いってのは間違いなくそのコマーシャルのオンエアを許した企業への冷笑。純粋にあのコマーシャルは天本英世がそれっぽくてうれしいんでOK。でもISPを乗り換える気にはなれない。あそこのISPが展開しているユーザーホームページって、ぜ〜んぶああいうもんなんだって印象を抱いちゃったからねぇ♪ くかか☆


2000年11月24日(金)

JRAのコマーシャル


 怖いですねぇ……、普通の婦女子が競馬にハマったばっかりに、帰りの電車賃だけを残して馬券を買うまでにロクデナシな腐女子へと転落して行くサマをテーマに、今年は1年かけてコマーシャルにしている訳ですね、しかも。その腐女子の転落と破滅の後押しをしているのが、帝国金融の社長であるところの緒方拳たぁできすぎ。
 ってコトは次回のコマーシャルはこんなカンジ?

J○Aコマーシャル 破滅への序章篇

sc1.帰りの電車の中、回りの客は騎手や馬の悪口を言っている。
    その中で放心状態で新聞を見る女とこれ見よがしに札束を数える男。
sc2.新聞越しに女のアップ。
    目は焦点が定まらず、解読不能な言葉をブツブツつぶやいている。
sc3.男「だから言うやんか。あないなロバに有り金賭けるくらいやったら、わしのいうた馬に乗れって……せやから……」
    女(男の科白を遮るように)「いいの! 来るって信じたんだし、次はきっと勝てるから……。自信あるんだ。でも、お金どうしよう? お給料日は再来週だし」
男(邪悪な笑みを浮かべながら)「駒、回しまひょか? 金利、安ぅしときまっせ」
コピー(男声NA)「あなたがいるから、私が儲かる」

 しかし、びっくりしましたわ。帰りの電車賃を残すって表現で抑えてあるけど、あれって競馬を打つんだったらそのくらい金つかえって日本中央競馬会が公然と宣告しているようなもんでしょう? なにを今更レジャーではなく、博奕へ引き戻そうとするような洗脳コマーシャルを打つんだろう? ちょっと怖くなっちゃいました。競艇が役所のおっさんでソフト路線かつ、だんだんあほになっていくさまを中心にした、それがヤラれすぎて取り返しのつかないくらいになっているっていう理由であることは表に出さず……。というコマーシャルを放映しているというのに、なんて直球かつ豪速球なコマーシャルになってるんでしょう、感心しちゃいます。はい、つまりはそれだけ中央競馬の方も追い詰められているわけですな。きっと。


2000年11月23日(祝)

平和島の優勝戦


 は前々から決まってた都合により行けずじまい。でもまぁ、結果を見たら逝けなくて正解だったカンジも少々。しかし、この寒い中お出かけというのも情けないお話で、確かに休日なんだから仕方ないんですけどね。でも、祝日ってば銀行開いてないんですよぉ。ましてやわしの財産はほとんど弱小信用組合の口座に入ってるんで、日祭日に開いているわけもなく、お金を下ろしたくても下ろせないんですよぉ……。結局使いたくもないクレジットカードを使って金をなんとかする破目に……。懐まで寒くなってしまったありさま。
 そういえば住之江のCC、植木のトンマがお帰りだそうで。んで、現段階でもう、ほぼ12人が確定していて、優勝賞金4000万以外を加算しても12位に届かない選手が続出というありさま。やっぱりこのSGは問題アリです。すでに本来の目的なんかからカケ離れてます、『ジャンピングチャンス』というより純粋に『泥棒に追い銭』開催になっちまってますね。いらんです。こんなSG。


2000年11月22日(水)

真人間になれというのか?


 明日『こそ』は競艇を打ちに行くと決め込んだ前日、平和島の出走表とめずらしくにらめっこ。んでもって穴になりそうなレースを見つけたのがこのレース。
8R 一般特賞
1.前本 2.金平 3.田口 4.近藤 5.大山 6.酒井
 1枠前本がここまで8走3勝2着4本と前本ファンには悪いけど異様ともいえる勢いでおそらくは4日目の時点で完走当確なだけに無理はしないと判断。で、平和島では死ぬほどインを主張する酒井が6枠に組まれた日にはぜったい前本と待機行動でやり合うはずで、やり合った日にはサシ近こと近藤が本気の勝負駆け、と優出諦めた連中の最後の金の拾いあいが炸裂するレース、つまりは酒井がレースを壊すと見たら女の子2人なだけに最低でも5コースまでは保証されているスタートバカの田口と近藤、近藤マークの大山あたりは連に絡むと見て穴目は2連単3=4 3=5 4=5のハコ。3連単なら3=4=5 いちおう保険で1=3=4まで合計12点買っても3連単ならトリガミにはならないだろうと当たりをつけ、既に勝った気で床に就く。
 翌朝、事務所に財布を忘れたので取りに行くと運悪く電話。イヤな予感がしたんだけど案の定クライアントから、『今からバイトの子に原稿持たせますので、チェックお願いします』おいおい、まだ午前10時だぞ。で、事務所の奥の方を見たら、別件の作業をしていたやつがそのまま仮眠を取っているらしく押し入れから足が出てる。とりあえずそいつに受け渡しを頼むつもりで起こそうと試みたが、寝たばっかりなのか、それとも知ってて寝ているのか、布団に火でもつけても起きないだろうと思えるくらいの爆睡状態。仕方ないので8Rに間に合えばいいやと思って受け渡しを待つ。11時、こない。12時……こない。12時30分……こない。8Rの締め切り時刻は14時16分。今までの例からすると、ほぼ間に合わないことがこの時点で確定。さすがに3連単を買えないというのが解った瞬間にものすごく大損をした気分になる。
 こういう時はどっちが仕事なのか解らない状態になるのはご愛敬。仕事=金を得る手段と割り切ってしまえば、こっちの仕事に関して言えば間違いなく今世紀中にギャラが振り込まれないことが解ってるもので……、そーなりゃ平和島の8Rの方がいまの自分にとって重要度の高い仕事なのだという破滅的な考え方が支配してしまうのも是非もないところと解って欲しい。(誰に対して言ってるのかは謎ということで)
 12時45分の段階で平和島へ行くことを諦めて電話投票に切り替える。当然3連単は電話投票では買えない上に、口座の残高が寒いので3=4 3=5 4=5 各5枚だけ同じ3000円、もしくは6000円を3連単にぶち込めばもっと金になるハズなのにとか思いながら……。
 で、結局原稿持ってきたのが電投を申し込んで電話を切ったとほぼ同じ頃。
 一瞬だけ殺意を抱いたけど、まぁ伝書鳩なおねぇさんに『なんで今日に限って朝イチなんですか!? いつもは急かしても来ないのに!!』と叫んだところで困った顔をするだけなので諦める。
 はい。結果はわたしの予想通りらしく進入が164235で5コースから田口がトップSから内をまくって近藤のSTからみれば無条件でサシ近炸裂で3−4、3着には大外から大山博美が残って内の前本も酒井も5着4着と惨敗。連単は3−4で3520円で、きっちり的中。3着も大山で3連単は3−4−5……。アタマきたんで残りのレースを実況も聞かずに電話投票で打ってみたけどもうダメ。結局残り4レースは全部ヌケて儲けもパァ。3連単はさっき確認して15860円なり……。
 これってやっぱり、平日は競艇場に行かない真人間であれという神のおぼしめしなのだろうか……。どちくしょおおおお〜っ!!


2000年11月21日(火)

競艇王CC初日


 だけど投票する気がまったく起きず、多摩川の一般戦か平和島の混合戦を打ってた方がマシってカンジ。しょせんは濫造SGのひとつだし。
 ついでに言っちゃえば、電話投票も平和島場外でも住之江の3連単売ってくれないんですもの。ただ、ウワサじゃぁ3連単の電話投票開始が来年の6月以降とか言ってるけど、それまでに住之江・平和島・尼崎・蒲郡の4場以外に3連単を発売する場が増えるかどうかの方が疑問。少なくとも来年度(2001年度)にSGを開催する場、浜名湖(笹川賞)唐津(GC)多摩川(MB記念)常滑(全日本)児島(CC)には早急に希望しますねぇ、そうなりゃぁ3連単を発売する競艇場が24場中9場と実施率が3割を越えるので、まちがいなく場外でも3連単(当然発売している場限定だけど)が買えるようになるんでしょうね。期待して待ってます。
 当然ながら、まだ比較的ローリスクハイリターンな状態で3連単を打っていられるのでなこと言ってるんですけどねぇ。


2000年11月20日(月)

気合いいれたら雨でした♪ しゅ〜りょ〜


 アタマが妙にすっきり。別にクスリをキメた訳ではないけどすっきりしてる、こんなさわやかに起きられたのはここ数年なかったぞ。こりゃぁ江戸川で儲けていいよという神の啓示だろう、いやそうだ、そうに違いない、そうでなきゃイヤだ! とばかりにベッドから飛び起き、着がえて玄関の扉を開ける、当然後光のようなさわやかな朝の日ざしがわたしに降り注ぐことを期待しながら……。
 ひゅうううううう〜。
 路地の隙間を通る増幅された風に乗って、玄関目がけて吹き込んでくる大量の冷たい雨。当然ながら傘なんざは屁の役にもたたない。
 見なかったことにして扉を閉める……。


2000年11月19日(日)

ダウン


 起きようとしたらアタマが頭痛、なわけで一日ダウン。風邪ではなさそうなので知恵熱か、はたまたスタ練を批判したせいで競走会から呪いの電波を飛ばされたか、それとも滝沢を一銭もいらねぇと言いきったせいかは定かではないが、とにかくアタマがいたくて起きられなかったのは事実。11時頃に目が醒め、江戸川行って最終レースは滝沢蹴飛ばしの1−2 1−5勝負、根拠? あったら今ごろ蔵のひとつでも建てていらぁと買おうと思ったのが見事についえ、仕方ないので寝直し。二回目に目が醒めたのが17時頃、レース結果を見ようかと思ったら今度は身体が動かず。仕方ないのでもっかい寝直し。三度目に目が醒めたのが20時……やっと動けるようになったと思ったら、今度はもっかい頭痛。アタマきたのでまた寝直したらこんどは日付が変わって25時。もうなぁんもできないので寝直そうと思ったら完全に目が冴えて眠ることもできずダラダラと、この日記が午前2時50分に書いてます。
 頭痛はありません、身体も動きます。でもすることがないんです。完全に身体のリズムが狂っているって訳ですか……。いっそのこと風邪でもひいた方が話が早い感じですがそういうわけにも行かないわけで……。明日は江戸川に行こう。


2000年11月18日(土)

いろいろおしごと


 1週間ほど事務所が開店休業状態だった反動なのか、それとも週末を休もうって気がないのか、土曜日に打ち合わせをセッティングする、しかも2軒も……。両方とも新規の仕事につき結構気をつかう。
 この先長いおつきあいになればいいんだけど。と思いながら早くも作業開始。

 きのうとは打って変わっていい天気だったので、江戸川に行きたかったんだけど、この件があったので電話投票だけでお茶を濁す。11R冗談で買った中尾のまくり差しに乗る滝沢で5=6 5−1 6−1と買ってみたらなんと5−6で4720円。つきすぎ……。で、決まり手見たら『抜き』え? もしかして6−5の目もあったんだ? いくらだったんだろう? なんぼペラ壊したとはいえ、滝沢ですぜ、ダンナがたぁ……。などと思いながらもっと買っておけばよかったと思いっ切り後悔。まぁ、こんなもんでしょう。明日は滝沢は一銭もいらねぇ。


2000年11月17日(金)

スタ練復活だぁ?


 なにやら10年ぶりにスタート練習を復活させる準備をしているとかいないとか。なに考えてるのやらってのが率直な印象。
 確かに、ランナバウト同様にお客の方から復活を希望する声が大きいし、幸いなことにまだスタート練習が廃止される(1991年3月第1節)前にデビューしている選手がまだ全体の40%……、にしてももう40%しか残ってないんですなぁ……。隔世の感が、などと感傷にひたってる場合ではなく、来年4月の第2回競艇名人戦からスタ練を復活させるべく協議することになったらしいですわ。
 廃止当時『オゥ!! スタ練の進入と本番の進入が全然違うじゃねぇか、てめぇら揃って八百長してるんだろう!!』というお客の文句に負けたあげく、素直に『スタ練と本番の進入は必ずしも一致しないのであくまで参考として舟券推理の足しにしてください』とアナウンスし続ければいいものを、『ファンにコース取りまでを推理してもらって楽しんでもらう』という曖昧な言葉に置き換えて、あっさり廃止しちまったいきさつのあるものなのに、今度はまたしても、スタ練を廃止したら、それを境に大口購入者が減って売り上げが減少しちまったぁ〜いという根拠のひじょ〜に薄い寝言(舟券を買ってる側である我々としてはそれが最大の理由ではないことが容易に理解できますよね、当然ながら競艇に回せる金が減ったのは他にも理由があるせいです)とファンサービスという美辞麗句のもとに復活をさせようって魂胆。ばっかじゃねぇんですかぁ? ってのがわたし的には本音。
 復活させる分には一向に構わないんですけど、昔のまんまのスタ練なんぞをやってた日には、またぞろ同じような客の文句が出ることぁ間違いなし、むしろスタ練通りの進入にならなかた場合についてどうするか? 仮に選手に待機行動違反を取るなどといった日には、ある意味進入固定競走と同じになってしまうような危険性もあるのではないかと愚考できるわけです。

 スタ練で一番問題が起きそうなのは多分江戸川でしょうなぁ……。たとえばこんなレースだったとします。

 10月29日 11R 江戸川優勝戦・下げ潮
1 3956 横澤剛治 23 静岡 55 A2
2 3699 富永正人 27 埼玉 52 A2
3 3983 須藤博倫 23 埼玉 50 A2
4 2841 吉田 稔 43 群馬 53 A1
5 2763 桑原淳一 44 東京 54 A1
6 2413 小村和久 52 鹿児 46 A2

 たとえばスタ練でこんな結果だったとしたら……。
 1.スタ練で小村が前付け敢行、回り直して6コース。
 2.スタ練で小村が前付け敢行、イン取りきってトップS。
 3.スタ練で小村が前付け敢行、イン取りきったがSドカ遅れ。
 4.スタ練で小村が前付けに出ず、6コースから。

 で、本番が実際のレース通り、小村が前付けを敢行したけど深くなりすぎてイン強奪を生かしきれずに、3コースからコンマ01のキ印スタートを切った(内の小村と横澤はコンマ16)富永があっさりまくって1着、2−1で決まったレース。
 スタ練があったらお客が騒ぐ危険性がありますよね。わたしでも騒がないまでも、文句の一つはいいたくなりますね。スタ練の結果が1.2.3だった日には間違いなく6=2 6=1と4点、余計な買い目が増えますもん。
 まぁ、いちどしくじってる施行者サマのことですから、スタ練復活に関してはいろいろ対策は講じておられるかと思いますので舟券を買う側にしてみれば、従うだけですが、しくじったらなおさら売り上げが落ちる危険性のある復活だということをお忘れなく。


2000年11月16日(木)

江戸川で生殺し


 と言うわけで、30日近くほっとらかしにしといた舟券をもって、ついでに2連単のリハビリを兼ねて江戸川初日、しかも3Rから行きました。いやはや、ほぼ一ヶ月ぶりの江戸川参戦で、最後に江戸川に行ったのがまるまる一ヶ月前で、その時にハムカツか平井紀之のたたりかなんかで謎の腹下しをしたせいでまったく江戸川に行けず、そのくせに平和島の3連単は打てるという欲の皮が突っ張りきった愚か者なわけで、そのおかげで2連単の予想の立て方を忘れてしまったかもしれないという恐怖心にさいなまれてはいたんですが……。なわけで、よしゃぁいいのにいつもより早く江戸川へ顔を出したってワケです。
 江戸川競艇場に入るまで、本気で今までの舟券スタイルが変わってしまった錯覚に陥ってまして、船堀駅からずっと予想紙「ボートレース研究」をじっくり見て予想を立てていたんですが、だんだん自信がなくなっていくし、120分の1の3連単が賑やかに当たってたのに30分の1の2連単を外しちゃシャレになんないべ? んなプレッシャーみたいなものと、6点買うとトリガミになる可能性の方が高い江戸川でどうやって買い目を絞ろうか、なんて初めて競艇を打ちに行った頃を思い出して不安と懐かしさの感情が頭の中を駆け巡ってました。実は江戸川だけは今の今まで総ヌケしたことが一度もないんです。
 でも、今回はマジで総ヌケを覚悟してました。

レース 結 果  配 当   買い目         結果
 3R 1−2  580円  2=6 1=6 2−1 裏&タテ&1着3着
 4R 4−3 1960円  2=3 2=4 2−1 タテ&2着3着
 5R 1−2  930円  1=3 1−6 3−6 1着3着
 6R 3−1 1190円  3=4 3=1 3−2 5枚的中
 7R 1−4  250円  4=2 4=3 4−1 裏&2着3着
 8R 1−2  910円  1=3 3−4     1着3着
 9R 2−4 1140円  見
10R 1−2  850円  1=2 1−5     10枚的中
11R 2−4 1150円  2−1 2=4     10枚的中

 で、結果としてはだいたいチャラかちょいへこみくらい。

 ここで気がついたこと、実はわたし5Rの6号艇(4着)と6Rの2号艇(4着)以外、456着になった選手の舟券を1枚たりとも買っていないということに気がつきまして。買い目も3点〜5点にまで絞り込んでも56着のワンツーだけは喰らっていないわけです。われながらびっくりしました、とうぜん3連単なら全部ハコで買いますから。
 ……もしかしたらわたし、選手を見る目が腐らなければ3連単舟券の方が適性あるんじゃないかって一瞬だけ、思いました。もっともこれだけ絞り込めるのは江戸川に関してですけどね。こっぴどくやられるまで、江戸川でも3連単を売れ! と吠えてみましょうかな? 今節、時間があればあと一回くらい朝から打ってみようかと考えてます。


2000年11月15日(水)

異常事態発生!


 明日から江戸川初日。JLCで中継をやるみたいですが、メンツ的には全国中継していいもんか? なんて気が少々。いや、メンバーが悪いという訳ではなくって、みんな半端に江戸川うまい選手ばっかりなんで、江戸川を曲解している人たちにえらい勘違いされそうな気がしていけません。『川でやっててインが強い以外他と変わらないじゃねぇか?』と、期待外れな印象を持たせること請け合いなし。ってヤツです。ついでに言えば、中潮で一日下げ水面(10R潮止まり・11R上げ潮)なもんで、ハデな北風が吹いても9Rくらいまでは波高10センチくらいで収まりそうです。

 と、そんなコトを考えながら江戸川の予想を立ててみる。そこで本日の日記の見出しになるわけですが……。
 以下競艇恐怖新聞を作ってる最中の独り言。
『あちゃちゃ、番組屋の性根が半端に腐ってるなぁ、実績考えたら滝沢が1枠だろう? で、藤井を6枠、前ヅケを匂わせて6の舟券を売ろうって魂胆ミエミエ、動いたらなおさらいらなくなるでしょう? 先月の小村の例を見るまでもなくさぁ。来ても3着までだろうなぁ、白井も3着精一杯、浦田も? とりあえずアタマもヒモも6着もある滝沢で本命はしょうがねぇとして、対抗・ヒモはイン残しの遠藤でぇ、トリが藤井か打越の2−1−6か2−1−3、んでもって抑えで1−2−6 1−2−3かぁ……。浦田どうする……」などとブツブツ言いながら出走表に印を打ってたらヤラレがボソっと。『江戸川ってまだ3連単売ってなかったですよね?』
 あ……。3連単の予想になってら……、わたし、まだ3連単なんか30本くらいしか打ってないのに、いままで数万レース(は大げさか)打った2連単の考え方がどっか消えちゃったのですかぁ? もしかして2連単で予想を考えられなくなってる? まずいコトになったみたい。

 明日は江戸川に2連単のリハビリ行かなきゃまずい? ひよっとして……。


2000年11月14日(火)

三日坊主の日記


ひる起きて めしくって あけがたに寝た





 なんてもんを書いたら学校の先生じゃなくても殺意の一つや二つ簡単に抱かれそうですが、今日に関してはホントこんなカンジでした。前日のうちに開店休業状態になることがわかってたんで、こりゃぁ『本日臨時休業』の札でも入り口に下げて多摩川あたりまでいっちょ打ちに行こうかなぁなどと考えてはみたのですが、目が覚めたらみのもんたが電話口の相談者に対して恍惚の表情を浮かべながら口汚く言葉で犯してる見苦しい画像が……、そんな時間じゃぁ、もう間に合わないので終了。多摩川で満足行く打ち方&ヤラれ方をするには最低10時にはうちを出ないと間に合わないっと。平和島は11時でもOKなんだけど……。なんて平日の話じゃありませんな。
 しかたないんで近所のバイク屋を冷やかしに行ってバイクの見積もりを切ってもらう。250ccのバイクと125ccのバイク(両方とも新車を想定)じゃぁ、ホント20万以上払う金額の差がでるもんですなぁ……。どうしよう……。平和島行くのに国道使っていくと1時間半かかるけど、高速使うと箱崎から平和島まで20分だしなぁ……。125じゃぁ高速乗れないし、125の新車と同じ値段でも250の中古じゃぁ、盗難保険かけられないから、パクられたらパクられ損だし……。う〜ん、60万近く払うんだったら素直に軽四輪か? でも駐車場とか維持費がねぇ……。

 などと考えているうちに、一日が終わってしまった訳です……。


2000年11月13日(月)

久しぶりの静寂


 一回目の修羅場がなんとか一段落したようで、月曜日にもかかわらず事務所に詰めているのはわたしだけというありさま。実際わたしも一日外に出ていればいいんだろうけど、さすがに電話番を平日の明るいうちに留守番電話に任せるっていうのも、いろいろ事務所的に問題がありそうなので、個人的な用事はぜんぶ午前中に済ませて、昼からずっと事務所詰め。で、慌てて出かけた時はバカスカ留守電にメッセージが入ってるっていうのに、こういう風に覚悟完了して待機しているときに限って、電話が全くと言っていいほどかかってこないんですねぇ、これが。仕事関係の電話はおろか勧誘のくされ電話もまたしかりってやつですわ。仕方ないのでいろいろたまってた作業を片付けることに、いやぁ、はかどるはかどる。見られて困るもんじゃないんだけど、どうも誰かがいると気になって仕方ないってヤツも少々あるんですよねぇ。
 そんなコトをしているうちに日没。秋の陽はつるべおとしと言われてるけど、まさにそれ、もっとも入り口を背にして座っているだけに明るいのか暗いのか全く解らない状態でもあるんだけど。とさすがに『闇(病み)の者』たち、日が沈んでに夜になった途端にいろいろなところから電話。なんで暗くなるまで活動しないんだろうなぁ、とか思いながら電話の応対。電話の中に前回の作業のチェック関係の質問があったのだが担当不在&相手先から連絡なし。ふとカレンダーを見て逆算すると、今日のうちにチェックをしておかないとまずいものがあるはずなのに……結局カタギの衆の就業時間にそれが届かず。大丈夫なのかねぇ……?


2000年11月12日(日)

懲りずに平和島


 平和島にいったこと 2年まけ組 江戸川こじき

 きょうわ、ぼくわ、平和島にえんそくしました。
 平和島競艇場でわ3連勝単式というあららしい賭式が十1がつの第一節の開催からはじまっていて、一攫千金を狙う薄汚れた魚臭い競艇客どもがそれはそれは屍体に群がる蛆虫のよおでした。そのなかのぼくはひとりなのであまりえらそうなことはいえませんし、こえにだしてそんなことをいったばっかりにぼくは京急平和島駅前で前歯の溶けたおっさんに『図星を突くんじゃねぇ!』などとおこられ、ボコにされかけましたが、舟券代を捻出するために食事を3日に1度にきりつめないと種銭はおろか入場料すら出ないような精神も肉体も弱ったおっさんにボコにされるほどぼくはまだおとろえていません。そのおっさんをバスを待っている間にあっさりたたんで三途競艇へ送ってさしあげました、大田区のゴミを一個駆除したのですから、ぼくわいいことをしたとおもっています。
 さて、平和島競艇場ですが、ぼくがおもっていたのとはぜんぜんちがって、2連単と3連単をくらべたら、まだまだ2連単の方が売り上げがおおいみたいです。ぼくわおもいました。もしかして、みんなヤラれ過ぎたせいでオケラの毒が脳髄にまで染みわたり、3連単を買えるほど知能が残っていないのじゃないかと、2連勝単式とほとんど変わらない買い目で済む上に、1回当たれば元返し確定、2回当たれば、それも連勝した日には速攻お帰り可という舟券だということに、誰も気がついていないのでしょうか? 難しくて当たらないから買わないんだというこえがうしろからきこえてきましたが、むずかしくかんがえるからあたるものもあたらないという、ぼくのなんばんめかのお母さんのことばをそのおじさんにはなしてみました。おじさんはまだ3連単を当てていないみたいです。ぼくわおじさんにいいました。『2連単も3連単も当たる確率は、所詮当たるか外れるかの1/2だってぇの! オモテに出ている数が指折り数えられない大きさなもんだから、無理してアタマで考えようとしているんじゃねぇのか? 指が9本とか10本しかねぇんだからそれ以上の数は考えなくてもいいんだってぇの!』と、そのおじさんは指が8本しかなかったので競艇しか打てないんだと泣いています。ついこのまえまでは9本あって競輪は打てたみたいなのですが、なにかしくじって右手の小指も詰めるはめになったそうです。でもまだ8本のこっているのでオートレースは打てると思いました。
 そんなぼくわきょうわ4レースから3連単だけを打ち続けて、それでも4つしか当たっていませんが、それでも連勝が一回あったのでおうちまで白いナンバーのタクシーに乗って帰れるくらいお金が浮きました。でもおともだちがいっしょにいたのでちゃんと平和島からでんしゃにのっておうちにかえりましたけど。そしてそのおともだちもいままで1000円も負けていないみたいです。いつもは給料全部川に流していたようなおともだちがです。ふしぎな舟券だとおもいました。かえりわ錦糸町で高めのメシを喰ってしあわせいっぱいないちにちでした。

(お わ り)


先生から

 江戸川乞食くんのしっている漢字や言葉については、もうなにも言うことがありませんし新しい言葉を教えるにはもう疲れました。違うお仕事に転職をするとかでお辞めになった前の先生がおっしゃっていたことは気にしないことにします。ところで、江戸川乞食くんのクラスから、半数以上の女の子が不登校になっていて、そのうちの何人かが夜の錦糸町で厚化粧をして立っている姿を、PTAの会長さんが見かけて近くのホテルへ保護したという話を聞きましたが、江戸川乞食くんは何か関係があるのでしょうか?



2000年11月11日(土)

頑張れ左脳っ!!


 という訳で新しい携帯電話が届く。開通処理をしてのち早速端末の調整、前の電話よ、いままでご苦労様。その前に最後のお仕事があるんだ、電話帳データの移行だけどどうやらショップに持っていけばデータをある程度移行できそうなので、なんとかなりそう。……だけどぉ、問題はそれ以外の機能の確認だな。しかし、このマニュアルの厚さには閉口。なにせ端末本体よりも厚くなちゃってるじゃないの!? これ全部読まなきゃいけないわけ!? ばっきゃろ〜、どっかのヤラれ日記みてぇにくだらねぇコトばっかダラダラかいてアルだけなんだろう? 所詮はよぉ。しかし、みなきゃわからねぇだろうから、とりあえずは最低でもE−mailの送受信とスカイメールの設定をちゃんとやって送受信をできるようにしておかないと……困るな。あとは金ふんだくられるステーションとかいう機能に、音だな。とはいえ、着メロを競艇モンにしようかと思ったけど肝心の楽譜はねぇし、なにやらMIDIデータならそのまま電話機にぶち込めば鳴るとか鳴らないとかって説明があるけど……、WAVからMIDIに変換できたっけ? できねぇ、当たり前か。くそ、ってことは耳で聞いて手入力かよ!? どれどれ、ピッ……ピッ………………ピッ……。うへへぇ〜 いままで文字入力の方法が限りなくキーボードに近かったからプッシュボタンを何度も押したりしなきゃいかんのは苦痛だ! ピピピピッ! ひぃ、また間違えた。なんだよ、そんな鬼の首でもとったかのような警告音は、変えるぞ、……で、どうやって変えるんだ? わ、また鳴った。くっそぉナメやがって。やい、てめぇは俺に買われてきたんだ、ご主人様の言うことをちゃんと聞いてさえいればおまえのことをいつもかわいがっやるぞ、わかったな。ピピピピッ!! くそ、また警告音か、なんかさっきより大きくて反抗的だな電子音! そ〜か、どうやらおまえはご主人様の怖さを全く理解していないようだな。覚えてろぉ〜、ふふふふふ。
 …………はいはい、モノに当たってもしかたありませんね、どれどれマニュアルをみましょうかね。説明が足りん!! 大事なコトが書かれてないじゃないか! くそぉっ!
 ピッ! ピピピピピピッ!! ピピーッ!! ……。

 …………………………ふぅ、これでとりあえずは最低限のカスタマイズは完了したな。あとは着メロの作成と電話帳データの移行だけど、……着メロはもう少し入力に慣れてからにした方がいいな、……電子音がアタマに刺さってモーレツにいてぇいてぇ……、そうだな、やっぱり脳みその健康のためにも別の機会にしよう。いずれは競艇オフィシャルページあたりが楽譜を公開してくれるだろうしね、なに? もう公開されてるって!? ばぁか、オレが欲しいのは一般戦予選のファンファーレと一般戦の優勝戦だけだからねぇ。さて、それじゃあ、この電話の使い初めに江戸川でも電話投票しましょうかね……。ピピピピピピ、なんだい、もう電池切れかよ!? う……、『出荷時の電池はモニタ用ですので、すぐなくなる可能性がありますので、ご使用前に充電をお願いします』で、充電時間は95分!? ………………ただいまの時刻、14時40分でいまから充電して、充電完了予定時刻が16時15分……。つまり江戸川11Rには間に合わない……。


2000年11月10日(金)

早起きできないときは徹夜? いつものことです……


 本日も月に一回の偉くなれるお仕事のため、朝からお出かけにつき江戸川は電話投票で済ます。電池の死にかけた携帯電話で電投、しかし、たった3R分くらいを投票した日にはそれだけで1目盛り電池残量ゲージがなくなってしまう。ばっきゃろ〜。かなり前からそんな傾向があったんだけども、一度気になり出したら本気で腹が立ってくるのもおかしい話だけど、しかたがない。人間なんてそんなもんだろうなぁと勝手に納得、てめぇなんざ人間じゃねぇやって声も聞こえてくるけど、そんなモンは封殺。とりあえず明日には新しい端末が届くことになっている。
 『先生』なんていう呼ばれ方は、普通は締め切り前とか、あるいは第一次締め切りを突破してしまって本気でヤバくなりかけた作家に編集者などが、原稿を催促最速する時に皮肉と厭味を込めて使う枕詞って認識しかなかったので、あんまりそう言われてうれしい単語ではないのだけども、競艇客に身をやつしている立場として、この『先生』という肩書きは社会的には非常にありがたいモノではあるわけです。
 確かに表向きは、広い意味で個人事務所を構えていろんな仕事(そりゃぁもぅ、銭湯でヤラレが『おねぇちゃんたちがいけないお仕事をしているって本当?』と愛らしい小学生のお嬢様に本気で訊かれたのはもはや事務所の伝説☆)をやっている自営業者ってカテゴリに含まれるのですが、さすがに事務所でやっている仕事がどんなのかご近所の皆様の理解の範囲を越えているせいもあって、あやしげな仕事をしている事務所が近所にできた=そこに蠢くのは得体の知れない生き物=カルト集団!? ∴こいつらやべぇんじゃねぇかぁ!? ってなカンジの図式がご近所にあったみたいで、ご町内で事件があったときには容疑者リストに何度か乗っかってたみたいですわ。
 それが「学校(専門学校)の先生」って肩書きが大家さんにバレて、んでその肩書きをくれて教壇に立っているところが、テレビやラジオなんかでいろいろと広告をしている知名度の高い学校ってコトが解ったた瞬間に、それまでの奇行を含めて全部が肯定された上に、いきなりご近所がわたしがおんもに出ると挨拶してくる始末、「権威主義」ってのにちょっぴり躍らされている庶民の気持ちが……などという気にもなってしまう。やってることは金網越しで見ず知らずの選手を大声で罵っているか、教壇越しにやはり見ず知らずの学生を罵っているだけかの差だけしかないんですがね。金網越しか教壇の上かでこれだけ罵声の価値が違うというのもなかなか面白いものではありますが。

 講義が終わった帰りにレース結果を聞いてみる。9Rスカ・10R当たり・11Rスカの3打数1安打ながら10Rは2710円ついているので黒字計上。いつもこんなんだったらいいんだけど……。


2000年11月 9日(木)

携帯電話の電池が機種交換費用よりも高い!?
ぜったい何か違うと思う


 内山ツケマイでしたね。てっきり差しだとばっかり、で、捌かれて2着に残って4−3は1320円を電話投票で15枚ゲット♪
 で、金が入ると出るのも早い、貧乏の毒が脳髄にまで染み込んでいるみたいなのでお金がたまらないようにできているんでしょうなぁ、わたしには。それともうひとつの原因は、競艇をつかさどる悪魔に魂を売り渡したときにオプションでもらった(おかげで、かれこれ15年ほど、売り渡した魂を買い戻すために競艇をやっているってのが正しいかもしれませんな)舟券と配当をつかさどっているらしい白い蝙蝠の羽と、先っぽがスペード型した細くて白いネズミみたいなしっぽをつけたおかっぱ頭の『自称』天使がその最大の原因なのは解ってるんですが、なにぶんこの娘、直球ストライクゾーンどまんなかにかわいいもんで♪ なかなか追い出す気にはなれなくて。……いいかげん毒電波をまき散らすのはヤメロ? はい、そうします……。
 前々からヤバいと思ってた携帯電話の電池がとうとう電池と呼べるシロモノではなくなりかけて(フル充電の状態から合計30分通話しただけで電池がヘタれる)しまい、少し余裕があるので買い換えを決意、通算6年8ヶ月の携帯歴でこれで端末が5台目。
 初代は3年もったのに、2代目は1年と2ヶ月くらい、3代目が1年、4代目(今の電話)がこれにて1年半。いずれも電池が死んでしまったためで、代を重ねるごとに、だんだん電池の寿命が短くなってきたのがムカつくところ。
 携帯電話を初めて買ったときは、ダイヤルQ2なみの通話料と買い取り価格が6ケタ台という今から考えたら正気の沙汰とも思えない金額を払って手に入れた高級品だったけど、今じゃ新規1円とかゆーのがザラ。そのせいなのかだんだん電池の寿命が短くなってるような気がしてしかたがない。
 パソコンや携帯電話みたいなヤツはさすがに壊れるまで使うと壊れる頃に間違いなく仕事に差し支えること請け合いなし、なきゃお話にならないもんですからねぇ。で、結局はこっちも売る側も修理よりも交換を選択するしかなくなるんだろうねぇ、部品にしても商品としてのサイクルが非常に短いですから、当然ショップに行ってすぐ部品や電池が用意できるかって言えば疑問符がいくつもつくわけで。なわけで、壊れるまで使いたい気持ちも半分くらいあるのに交換を決断しなければいけない時には、泣く泣くそれに応じているというありさまで、おそらく携帯電話がわたしの中で一番代替わりの早いシロモノだと思いますわ。じっさい、パソコンも仕事が要求するスペックを越え、なおかつ江戸川で浮かない限り買い換えませんからね。
 理由は表題の通り、電話機本体があほみたいに安いくせにいちばんの消耗品であるハズの電池がまったく持って定価のまんま、7千円〜8千円ってお話。確かに携帯電話本体の定価はカタログを見たら4万、5万くらいするみたいなので、消耗品である電池のお値段は妥当なんでしょうがねぇ。そういえばもらってきた携帯電話のカタログには定価が書かれてなかったなぁ……。もはや定価って概念が存在しない世界なんですね、携帯電話って。……なにを今更周知の事実をってな感じですが、結局端末をタダ同然に安く売っても基本料金や通話料、電話かけなくたって基本料金がかかるってありさまだから、端末本体分なんざ半年持たせておけば元が取れてお釣りがくるって寸法なんだろうねぇ、きっと。
 とりあえずは品定めをして、機種交換で買った端末の値段が9000円……、電池に2000円くらい足せば新品&高性能の端末が購入できるってことですか……。しかし、たかだか携帯端末ごときにこれでもかこれでもかっていうくらいに高性能な付加機能満載、しかも、場合によっちゃぁ一生触らないような機能のついている端末ばっかし。こういうのが電気ムダに喰うんだよねぇ、実際。まぁ、おもちゃとしては一級品なものもあって楽しめそうなんですが、でもヤダぞ、今度は1年も保たずに電池がカタログ通りでなくなるなんてコトだけは……・


 なわけで、土曜日に新しい端末が届くそうなんですが、毎回毎回困るのがその後ってヤツです。はい、電話帳の再構築ってヤツですな。昔は住所録、今だったら携帯電話の電話リスト、ご丁寧にメモ欄まであるから住所録がいらないくらい機能が上がってましてぇ。昔もそうだったんですが、住所録を新しいのに換えるときって、必ず消さなきゃいけない、あるいは消す必要のある人の電話番号と住所ってなかったですか? それがもう会えないけど、忘れることのできない人だったり、その逆にすでに存在すら忘れて、ひどいことを言ってしまえば住所録に控えてあったことすら忘れてこういうときにだけ思い出す人とか。いろんな意味で特別な扱いだった電話番号と住所。
 忘れるため、もしくは見なかったことにして敢えて消す。でも、紙に書いたデータと違って端末の中のデータは一回消去したら二度と復活しないわけでして、紙に書かれたモノだったらズタズタにしようがスミを塗ろうが、やりかた次第でなんとかデータは復元できますからね。そういう点では電子データってヤツぁ、ある意味冷酷に捨ててくれるので、こういうはっきりしないヤツにとってはありがたい存在かも知れません(必要な時に消えられると困る以外のなにものでもないけど……それは別のお話)。
 ただ、なにかその人の電話番号を消してしまうと、それと一緒に、自分の人生の中でホンの数ヶ月とか、数年程度だったとしても、同じく過ごした時間や記憶まで一緒に消してしまうような気がしてなんとなく躊躇しちゃうものです。
 で、結局はもう見ることもかけることもないだろう電話番号や名前のハズなのに、消さずに取っておいてしまう。新しい端末には移さないけど、買い換える前の電話にはそのまま残しておいて箱の中にしまっておく……。冷静に考えるとゴミが増えているだけなんですけどねぇ。だから買い換えたくないのかもしれません。


2000年11月 8日(水)

がっく〜ん……


 最終巻だけ買い忘れていたコミックを1年ぶりかで本屋で見かけて購入(初版で99年5月、つまりはこの本屋に1年半も棚の中でホコリをかぶってたわけですな)。このコミック6巻まではなぜか持っていた本で、最終巻を買い忘れていたこと自体が奇妙な状況でしたが、それでも手に入れて、ページ開いて見て絶句。パワーダウンってゆーか、『ヤツは発狂したのか!?』と叫びたくなるような状態なモンが修正もなく、あるいは修正した挙げ句こうなってしまったのかすでに理解不能な状態のモンがそのまんま掲載されている有り様。その作者が単行本の6巻の半ばくらいから作品の方向性がかなりオカしくなりかけていた気配が感じられるネタが多くて、やばそうな匂いがプンプンしてたんですが。案の定って言ったら語弊があるかもしれませんが……。ある意味きれいな完結を期待していた部分があり、そいつをきれいさっぱり裏切られた気分もでかく、ショックが大きかったですわ。
 しかし、この内容、じっくり読むのはつらかったけど、あえて腐れオタクモードでネタと作者の心理状況などを勝手に解析しつつ見直してみる、やっぱりつらいしイタイ……、ごめんなさい、わたしが悪ぅございました、もうしません、だからお赦しください、ダンナ様ぁ……、なんでもいたしますぅ……、それはもう靴下(ハイソックス)だけとか手袋(肘まで&黒限定)だけっていうのでもOKですぅ……。はいっ!? 例によってなんか関係ない話へ転んじゃいましたね……。
 なわけで冷静に腐れオタクモードから脱却して考えてみる。明治期や昭和初期の文豪の書いた小説からある一文、あるいは短編小説を題材にして、『こいつを書いたときの作者の心境を述べよ』なんて問題は学問や入試問題として成立するのに、コミックとかアニメーションなんかのストーリーや脚本で同じことをすると、あらゆる方面からオタク野郎逝ってよしとか罵られるのが不思議なところ。根っこは同じだと思うんですけどねぇ。
 余談ですが、学生時代にこの手の問題には常にこう解答してました。『わたしはこの作品を書いた本人じゃないので判断がつきかねます。それにこの手の設問は出題者の主観がそのまま正答になることが多く、その結果として作者自身でも満点を取れない可能性も高い問題です。結論からいえば設問として不適切と断じます。つまりだ、こんな問題をテストに出すんじゃねぇよってコト、どっちにしてもこの手の問題はどっかの入試問題の丸写しなんだろうし、正解もそこに書いてあるやつだけでしょぉ? セ〜ンセが解答しても参考書の答えと同じになるのぉ? じゃぁセンセいらないじゃぁん♪』と。んでこの解答をめぐってテストのたんびに職員会議。でも自説は曲ない挙げ句に『オレ作者じゃないしぃ、むしろオレだったらここはこういう風に書くよぉ』と大文豪様の作品に添削を入れようとする暴挙にでるありさま。
 で、結果は当然のことながら今ならマスコミが泣いて喜ぶようなほどに激しい体罰+始末書+反省文の3翻役をもらい続けた(あと一本で満貫、つまりは停学)というステキな学生時代には残念ながら予言は達成しなかったみたいですが。その後、どこかの大学の入試の長文読解問題(国語)で、短編小説を読んで作者の心境を述べよみたいな問題がよりにもよってまだ生存している上に現役バリバリな小説家の作品から出題され、よくあることですけどね、それに対してその作家先生、冗談なのか本気なのか知らないですがご本人が匿名でその入試問題にトライして採点を受けてみたら、その設問はきれいさっぱり0点だったことに怒って入試問題に関してブーたれた、とかいうシャレにならない事件が発生したことを新聞のベタ記事に発見し、やはりわたしの持論が正しかったことが判明したと快哉を叫んだコトがありました。あの時わたしを叱った上に体罰をくれた担任どもは、みんなもう年金ジジィだろうなぁ……。仕返し行っても覚えてねぇだろうなぁ。
 はい、また脱線しちゃいましたね。んで、結論としては、所詮は超能力者じゃないんだから、作者の頭の中を解析しようなんて無駄なことをしても、疲れるだけってことと、月刊誌連載ながら、毎月毎月きちんと掲載雑誌を買って毎回読んでた読者は、当時この作者の壊れっぷりを見てどんな反応を示したのであろうか? という2点ですかね。
 その辺のネタはあんまり作者本人が本編で語ってないので、本気で発狂した訳ではなさそう。とりあえずは安心(しちゃ困るんだろうけどねぇ)だったけど、単行本化されて一気に見たから発狂っぷりに拍車がかかっていたように思えたのだろうか? じっさい、ギャグ作家の末路ってぇのを久々に見た気分。ギャグ作家ではないけど生きてることが半分ギャグになってるる上にギャグ人生としてはすでに末路(あるいは終焉)をたどってるわたしとしては『よぉっ、お仲間ぁ☆ 無理しないで狂っちまった方が気楽でいいぞぉ。ヒヒヒヒヒ』と受け容れるべきなのかヒジョーに悩むところではありますが……。


2000年11月 7日(火)

ちょっとヘンな情報入手


 未確認情報を掲載するのもなんだとは思いますが、作り話にしてはかなり完成度が高くて、んでもって内容がかなり興味深かったので、たとえデマでも、敢えてデマ流布の片棒を担がせてもらうとします。
 仕入れてきた情報はこんな感じです。なにやら選手側からの出走拒否の権利が剥奪されたと言う話。つまりは毎年2回、4月と10月に選手側から提出することのできた『この競艇場では走りたくないもんねぇ〜、へへ〜んだ、まずは江戸川、次にEBR、で最後にEdogawa Kyotei。で〜きたっと、だしてこよぉ〜っと♪』ということが10月からできなくなったということ。だから11月最初の節でいきなり数年間不走の選手(安岐や柴田など)が記念やF休み明けでもないのにノコノコ江戸川にやって来るというのも納得できないこともない。
 但し、今節(11/9〜12)は男女混合戦でありながら3年以上不走選手がないので断を下すのは早いかも知れないですが。
、で、この話には続きがあって、当該する一般戦の斡旋を公傷以外(家事都合等)で欠場した場合、その後一般戦を最低一節走るまでG1戦以上の出走を取り消すなんて罰則規定も織り込まれているって話なんです。
 そこまで聞いてちょっとヤなコト思い出したです。今年の3月16日のヤラれ日記に、F休み明けは一般戦に斡旋するっていう斡旋のルール改正に対してそんなんじゃ甘い! と毒を吐いた改正(選手・特に江戸川を走らないKYOTEI選手にとっては改悪)内容とほとんど同じ罰則規定なんですよねぇ。まさかとは思いますが……、乞食野郎のHPの毒が競走会の脳髄に回ってしまった? ってコトですか? もし真実ならばいずれは週間レースやマクールあたりがその辺を説明してくれるかもしれません。ただ、今後の斡旋予定には注目してみてもいいかも知れませんね。特にまだ斡旋が決まってない12月3節以降(4節目は京葉賞なのでオール関東・2001年1月1節は新春金杯でやっぱりオール関東)2001年の2節。記念級の江戸川3年以上不走選手がわらわら斡旋されてきたら真実味が帯びてくるってもんです。もっとも記念級選手が記念を年に一回、周年記念しかやらない江戸川なだけに来たくても斡旋されにくいって好意的な判断をしてもバチは当たらないだろうけど、問題は3年以上不走のB1級の中堅どころ、たかだかB1級風情が職場と稼ぎ場を選ぶな! ってのが本音ですからねぇ。


2000年11月 6日(月)

マシンがあるだけまだマシ?


 昨日の平和島優勝戦は、伏兵っていっちゃ悪いけど初日を見てたらぜってぇ買えない花田が最後にモーター立て直したのか6枠で優出した挙げ句に4コースを強奪してきっちりまくり差してアタマ、ヒモにこれまた初日を見たらぜってぇ買えない鈴木茂正、トリ(3着をこう呼ぶことにしておきましょう)が初日に3万舟のアタマを取った松元がどうにかこうにか残って15660円だそうで、昨の親父が取れたか取れなかったかは最後まで口を割らなかったのできっと取ったと思う、おそらくズクの一本は抜いてるハズなので借金でも申し込みに行こうと思ったのだが、あいにく出かける用事ができてしまったので諦めることに、こっちの用事はズク1本振り込みに行く支払い関係……。まぁ、当然の報酬なのでしかたのないところですが。やっぱり金を拾い損ねた日の翌日に金を使うというのは、たとえ自分の金ではなくてもなんとなくもったいない気がしますわ。そういうコト言ってると最後に事務所の金に手をつけて叩き出されるんだろうなぁ、きっと。
 まぁ、月アタマで、しかもカタギの衆向けに3連休なんぞがあるもんだから金融機関もサラ金を除いて業務はお休みってトコですからねぇ。おのずと月曜日にいろいろカブっちゃうわけです。
 で、こういうときに限って江戸川も平和島も終わっててなぁんにもするコトなしってヤツ。
 しかたないんで事務所でガンパレをやってる連中の後ろでプレイを見て過ごす。
 実際、ここんとこしばらくは実働10分拘束23時間50分ってな感じの作業が続いているので、遊んでいるように見られても仕方ないとは思ってますが、……実際遊んでますしねぇ。でも、これってもしかして窓際?


2000年11月 5日(日)

お、おのれぇ……


 何年ぶりかでWIZARDLYにはまってしまい、腹は下ってても止まらないというていたらくで、気がついたら夜が明けていたというありさま。
 で、仕方ないので寝る前(既に午前8時)に、実家に電話して、親父ドノの所在を確認。『親父、今日は江戸川行くのか?』『なんだよ、朝っぱらからの電話がこれか? ああ、いくつもりだが?』『金は月曜日に払うから今日の江戸川、10Rと11R買っといて』『解った。さっさと買い目を言えや。ただし、1万までしか飲まないぞ』。……親子の会話がほとんどノミ屋と客のそれとあまり変わらないのも非常に問題ありそうな家族ではありますが、まぁ、ノミ屋と違って親父ドノは間違いなく江戸川に行って舟券を買う人なので、(てゆーか、なにやら若い頃に当たりすぎてノミ屋をパンクさせたことがあるとかないとか)ごく一般的なバクチ打ちでオケラな親子としてはこれが通常会話と思って間違いないでしょう?
 前日予想では、優勝戦はなんだかんだで齋藤にカドを渡しちゃった以上、道中がどんだけアブなくても齋藤のアタマで仕方ないと踏んでて(これで齋藤が3枠だったり5枠だったらしたら多分齋藤を切ってたんですが)11Rは4−1 30枚 1−4 20枚のスイチ勝負って決まってたんですが、10Rはどうしようか悩んでいたところ。

10R・選抜A
1 1759酒井忠義54香川55A2 5.24 36.26 6.43 45.95 53 39.60 26 41.32 252 13    3
2 3131近藤昌義36福岡49A1 6.86 46.04 0.00 00.00 40 33.62 32 40.87 252 15    4
3 1864安岐真人55香川53A1 6.62 33.33 0.00 00.00 25 30.77 58 28.71 342 24
4 3960菊地孝平22静岡51B1 5.77 36.17 6.71 35.29 56 31.21 46 33.64 53113     4
5 3984坂口 周22三重51A2 5.15 26.83 4.88 32.00 31 35.59 27 43.48 142 15
6 3214中西長松38岡山53B1 5.64 41.12 5.33 38.89 27 35.35 53 25.93 353 11

 酒井が1枠にこだわって安岐を入れなければ安岐はいらない、こだわるまでもなく枠なりだろうし。6枠の差し屋ってコトで、ハナっからチョロ松も一銭もいらねぇし、坂口もカドが同形の菊地じゃぁ出番なし、1=2 1=4、どっちにしても酒井の絡みは安いから絞り込むしかない。ここが平和島なら1=2=4の3連単か1−2のワイドだけどねぇ……。と平和島の話を振ったら親父ドノ『え? 今日平和島やってるのか?』『優勝戦じゃなかったっけな? 確か向こうも』『ふぅん、そうか。で、何買うんだよ』と催促されてしまい、考えてても仕方ないので10Rは口からでまかせの1−2を50枚を決め打ち。
 で、つごう1万円分を親父に頼んでそのまま寝床へ。寝る前にちょっとイヤな予感はしてたんですが。爆睡して、その後に目が覚めたら17時をちょっと回ったところ。かなり体内時計が狂ってるみたいですなぁ……。どこかで無理してでも完徹でもして無理やりカタギの衆が寝る時間に布団に潜り込むように身体を仕向けないとまずいよなぁ……、やっぱり。
 で、レースの確認をしたら11Rはきっちり4−1で決まってて1220円もついてるありさまでした。10Rは1−4で、これがやっぱ1−2でかぶってたのか800円もつきやがった……。まぁ、口からでまかせの買い目なんざ当たらなのは江戸川の予想屋が如実に物語ってるし、仕方ないですかな? それでも11Rはきっちり取ってるんで36600円の払い戻しで1万差し引いてもまだ26600円。千円単位をご祝儀で親父に渡しても、2万は手もとに残るのでよしとするか? で、回収しに行くつもりでもっかい実家に電話。親父が出たので早速清算をしようと思ったハズが、開口一番『わりぃ、途中で気が変わって平和島行って3連単打ってきたんだ、しかし思ったより難しいわなぁ、アレ……。で、江戸川の優勝戦はどうだったんだ?』



 ……、お、おのれぇ……。


2000年11月 4日(土)

現実逃避? ぶりかえしちゃったってのが理由


 土曜日、面白そうといっていたにも拘わらず、本日は江戸川に逝きませんでした。ここに来てまたしても先月のハムカツ大当たり事件の時と同じような症状が発生して江戸川行く途中で引き返すという愚行に出てしまいました。とうぜん競艇場最寄りの船堀駅にすらたどり着くことすらできなかったので舟券も買えず終い、こういうときに半端に新聞があると泣けてきますね。いや、いつも東京3場でお世話になってる研究出版株式会社発行の専門予想紙『ボートレース研究』の紙面が前夜19時にPDFファイル形式で読めるようになったんです。当然登録&有料ですけどね。で、試しに入会して購読してみることに、しかし、ふつうの新聞屋はなんぼ勧誘が来ても喧嘩寸前になるまでブチ切れて断るというのにこの手の新聞の勧誘には自分から飛び込んで逝ってしまうおろかっぷりですが。バクチ打ちさそんなもんですな。んでプリントアウトしてみたけどうちのプリンターはA4サイズが上限なので予想新聞のB4版に較べるとなんとなく小さい気がしてしかたなし。で、縮小されてるから文字は細かいしインクジェットのプリンターだったら、もしかしたらツブれちゃうんじゃないかなぁ、特に顔写真とか。まぁ、画面で見る分には問題ないんですけど。
 んで、金払ってるんだからとばかりに1Rから11Rまで全部プリントアウトして研究して……、なぁんてやってたんですが結局アウツ☆ 仕方ないので戻り際にコンビニでまたしてもアホなゲームを買っきてハマる。WIZARDLYの1〜3までがパックになってるやつで、ある意味伝説のRPGと呼ばれているヤツです。またこれで仕事しなくなるかも……、学生時代こいつのハマって留年したバカが仲間にいたもんで……。


2000年11月 3日(祝)

マニアじゃないですから


 コレクターってほどではないですが、昔から蒐集癖がありました。最初は切手、んでもって一時期鉄ちゃん化して、いまではほとんど見かけなくなった硬券など鉄道関連品、オトナになってからは実用的なモノ。最近では時計、ロレックスとかそういう高級品じゃなくて有名なのか無名なのか解らないけど妙にデザインのいいやつ。タバコを吸い始めてからは、ライター。特にZIPPOライターを集めるの結構好きですし、限定モノとか懸賞モノはよく応募してちょくちょく当たってたりもします。  んで、そのZIPPOライターの話でちょっと毒吐きます。実用性のあるモノを使わないで取っておくって神経が解らなくなってます。今日、会って話をしてた人が実はその手のコレクターで、わたしが使ってたZIPPOライターを見るなり、『それ、95年モデルだよね? 未使用なら○万くらいになるんじゃないの? そんなの使ってるなんてもったいない、ライターがかわいそう』なんて言われましてね。でも、ちょっと待て、ライターってやつぁ火をつけて、使ってなんぼのモノでしょうが? その時に使ってナンボのもんを飾って眺めて自慢するだけなんてのは絶対おかしいし、ましてや○万で売れるとかいうこと自体がヘンなんじゃないかなぁと思いながらもまぁ。話聞いても理解の範囲を越えてますからムダと判断。じゃあ、いまのコイツならいくらで買う? って聞いたら二束三文だと。5年間ほぼ毎日使ってるし、そのせいで外観が痛んでるからってのが理由だと。
 はぁ? 思わず聞き返してしまいましたわ。未使用品の価値の話をしているそいつの顔は、江戸川競艇で以前テレカ買い取り野郎に遭遇したとき、そいつが値段を提示して物欲しそうにしていたあの時のテレカオタクのツラそっくりに見えてなんとなくイヤァな感じに……。自分が欲しいと思って手に入れるとするのであれば、女性だけでなくモノにまで処女性(あるいは未使用品)を要求するってのはなんとなく承伏しかねるものですし、逆に自分が手に入れられる女性がすでに中古品(失礼な表現ですが)ばかりなのでせめてモノだけは、なんて意識が働いているのでしょうか? 女性とモノを同列に語るのは問題かもしれませんが、そんな気がします、確かに使う側としては、まっさらな状態から、自分の扱いやすいようにクセをつけて、さしずめ自分の一部のような存在になってくれるという点では処女も新品もまた同列という人もおりますが……。やっぱイヤな表現だなぁ……。裏を返せばそういう連中が多いからこそ新品のマーケットが存在して、無意味なプレミアムがつくわけですな。となると、こういうコレクターズアイテムとか言われる『道具』に対して『金』つまりは『リセールバリュー』を前提としてるコレクターともしかしたらわたしも同じように見られてるのかなぁとか思いながら。 でもまぁ、使うために作られた『道具』なんだから壊れて修理不能になるまで使うのが道具にとっていちばんの幸せだと思ってるわたしとは永遠に話が合わないものでしょうな。だとしたら、逆手に取るのが一番かなぁ、などと考えてみて、こんどそいつの目の前で98年にやってた『缶コーヒーBOSS』の懸賞で当たったBOSSの図柄の入ったZIPPOを目の前で開封してオイルぶち込んで火ぃつけてタバコ吸ってやろうかと思ってます。未だにヤツは未使用品(ケースつき)を探してるみたいなので。ケースもあるし。ちょうど未開封で指紋すらつけてないやつですからねぇ、ケッケッケ。きっとそいつの泣きっ面を見ながら吸うタバコはきっと極上の味かもしれませんな。(や〜い。もしこれ見てても手遅れだぞ〜い、やるって言ったらやるからなぁ〜☆)


2000年11月 2日(木)

昨日まるまる一日


 競艇場に詰めてたせいで、しかも月初めだったんですよねぇ。昨日ってば、考えてみたら月アタマにはやらにゃいかんことが山ほどあったのを平和島の帰りに気がつくけど、その時点では遙かに手遅れなんだけどねぇ……。おかげで打ち合わせの開始時刻を仕事と偽って(確かに平和島逝く数時間前まで寝ないで仕事はしてたんだけどねぇ……)遅らせてみるという暴挙に出たせいで、やらにゃいかんコトがかなり増えて挙げ句に仕事がたまってしかたねぇ上に、軟禁に拍車をかける派手な雨。
 そんなわけで昨日3連単で浮かせた金を持って江戸川に逝きたくても逝けないありさま。しかたないので一日仕事、そういえば月代わりのせいで支払いがたくさん発生中、金ってのはたまるのは時間かかるけど、支払う時は羽を生やして飛んで逝く……。本日電話代と2日前に支払い締め切りが過ぎた国保負担金を払って終了。入金も遅れてるし……、急かさないといかんのだけど。
 こりゃぁ、江戸川には優勝戦まで逝けないかなぁ……。土曜日あたり狙い目なんだけどねぇ……。


2000年11月 1日(水)

人体実験的3連単購入結果報告書


 ということで平和島の初日へ3連単を打ちに行きました。え? 行った? 逝ったの間違いじゃないのかって? くかかか♪ まぁ、結果は見てのお楽しみってコトで。
 先に3連単に関して率直な感想と結論を言っちゃえば、オッズを見ちゃダメ。5分前には穴場に並ぶこと、マークカードはきっちり書こう。の3点です。
 あおりにあおった3連単効果と、平和島は初日中央特観は1000円で入れる大サービスがあり、雨だというのにどいつもこいつもイキ巻いて平和島に朝からやってきて、京浜急行平和島駅前のオケラバス乗り場じゃ、ほとんどの客が3連単の買い方談義。一般戦のしかも朝10時半だってぇのにかつてのSGなみのオケラバスの込み具合、みんな欲の皮が突っ張ってますわなぁ。実際はわたしもその中の一人なんですが、まぁ、前々から言ってますとおり、なにぶんにも3連単という形式は初めてなもんで、初心者のつもりで舟券を買わせていただこうかと思ってましたし(競艇歴が15年を楽に越えてるトンチキがここにきてビギナーズラックに頼るって考えがミエミエらしいのは黙認ってコトで)、いままでの日記の中で3連単やワイドの買い方に関しては偉そうに能書きを垂れていた分を実践して、ある程度の証明をして、さらに偉そうにほざこうってのが本来の目的にしてました。だってそうすれば負けても言い訳になるでしょう? まぁそんな敗北主義者的な初心者がいるわけがないので、いつかバチが当たる訳ですが、いうまでもなくいままで偉そうにほざいていたコトをなんとか確認してみたかったので3連単は6点〜10点以内の購入でまとめることにしました、はい。

1R 進入固定
1・井上弘 2・酒井壽賀夫 3・市川澄男 4・井上嘉広 5・内田光信 6・中野秀彦

 をを、記念すべき平和島3連単舟券の対象がこんなメンバーとは見事だ番組屋。いきなり無理難題を押しつけて客を混乱させる作戦に出たんだな、やるなぁ……、などと感心してても仕方ないし、万が一江戸川が3連単を売り出したらってシミュレーションにもなるかなぁなとど思いながら展示見て3艇に絞る。
 1=5=6(この表記は 1−5−6 1−6−5 5−6−1 5−1−6 6−5−1 6−1−5 の6点を買ったと思ってください)各5枚
 江戸川云々とかいいながらやっぱり平和島っぽい目でしかも人生初の3連単舟券が6=5絡みってのがいかにもひねくれててよろしいかと。当然内田光信なんざ選手じゃなく井上弘がサクっと逃げて1−2−6は1850円って解答じゃない配当はあまり客にとっては無理難題じゃなかったみたい。
 −3000円

2R 一般
1・土性弘行 2・宮崎哲司 3・山本修一 4・中谷有希 5・小澤成吉 6・宮嵜隆太郎

 山本がすげぇいいブン回りをしてたけど86期生じゃまだ選手と呼べないし、展示での小沢のアシが一枚抜きん出ていて、なんかイヤな予感がしてたんだけどジジィでコースなしだから切っちゃいました。
 1=2=4 各5枚
 はい、ほとんどの客が同じことを考えていたようで、小澤がコースないけどアシはあるってんで4コースからあっさり決めちゃいました、中谷のトンマせっかく3コースに入れたのにいいトコなしの4着。つまりは5−1−2の2着3着4着は8530円、場内がどよめく瞬間。
 −3000+−3000=−6000

3R 一般
1・渋谷正義 2・佐藤政行 3・宮内由紀英 4・上島久男 5・加藤元三 6・田中博

 52歳にもなってツケマイバカ一代に世界一のバカスタートというオプションで1期3Fはおそらく最高齢S事故ジジィで前期B2な上島久男と平和島で毎年発生するキチガイモーターが組み合わさったらどうなるか? 答えは1艇身以上のFか仏血義理のアタマしかないわけです。ついでに言えば宮内由紀英も期変わりの初めにF上等なSがガンガン行くのが有る意味定説なので2連単4=3折り返し一本勝負が正しいのですが、今日は3連単を買うのが目的なので、スイチは諦める。さて困った、3着はどうしよう? 加藤は一銭もいらないけど3着までありそうだし、田中はコースないけど3着までありそうだし、渋谷にしても下手したら宮内の代わりに2着まで飛び込んできそうだし、2着もアリ? あ、ってことは渋谷が一番3着になれる可能性があるってわけですな。ってことで買い目を少々変更。
 4−3−1 4−1−3 3−4−1 3−1−4 4−3−5 3−4−5 各5枚
 などと3着をいじってみました。
 ってなわけで、上島がドカン。宮内もズボ、渋谷がひえぇ〜と加藤と道中やり合いながら3着に残して4−3−1は970円。ありゃぁ3ケタですかぁ……。4−3−5なら25倍あったとかいう声もどっかから聞こえてきてたがオッズはみてないので関係なし。とにもかくにも3連単初的中♪
 −6000+−3000+4850=−4150(的中)

4R 一般
1・松元保徳 2・上條信一 3・滝沢芳行 4・藤井勝巳 5・飯田加一 6・青山登

 なんとなく平和島の番組屋の意図が解ってきたような気がする午前の一般戦。どうせ3連単初日だから2連単を好きこのんで買うバカはいねぇだろうから、3着を惑わせて3連単への射幸心を思いっ切りあおりまくってやらぁってな番組を意図的に組んでいるような気配。なにが悲しゅうて4Rに滝沢を乗っけるかなぁ? なもん青山がイン取れなかったら滝沢アタマで松元イン残しの3−1しかないレース。3着に上條か飯田、下手したら3連単スイチ? 一応青山のコースはしらねぇが内側に家庭訪問を想定して飯田が6コースに回ると見て。
 3−1−5 1−3−5 3−1−2 1−3−2 3−2−1 3−2−5 各5枚
 いやはや、3連単の醍醐味レースってヤツでした。ええ、滝沢でしょうがないのは解ってましたし、青山のあほうが3コースまでしか取れなかった時点で3−1までは確定してました、しかし、3−1−2で回っていたレースが3周2M上條が飯田にさばかれて3着が変わってしまいましたぁ!! 開始6秒で紙くずか金券に確定する有価証券が開始1分40秒まで寿命が伸びるのが3連単です。ひさびさに心臓がバクバクきました。950円か2500円かって点では鼓動は少なかったですけどね。いやはや、ゴールするまで目が離せなくなっちゃいましたよ、じっさい。とりあえずは2連勝♪
 −4150+−3000+4750=−2400(的中)

5R
1・倉重宏明 2・中嶋誠一郎 3・森高一真 4・堀江喜一郎 5.篠原俊夫 6・岡部浩

 なんか知らないけど倉重−中嶋に人気が集まる。展示見てないの? などと思わず突っ込みを入れたくなるが、こういうときに金をかすめ取る金額がでかくなるのが3連単と考えれば網の張り方も多少変わってくるってもん。中嶋はしょうがないとしてもなんで篠原や岡部を無視するんだろう? 3着目で怖いのは森高くらいで、あとは裏3連単の本命でしょう? 森高きたらゴメンナサイで買うことに。
 5=2=6 各5枚

 倉重、まず中嶋に叩かれて、んでもって篠原に叩かれて、岡部に差されてあげくの果てに森高にまで水もらっちゃいました。つまりは1周1Mで1絡みの舟券が全部紙くず。抜け出したのが5−2−3 さ、さんんん〜? 待てぇ!! 森高ぁ、余計なコトするな! 今日は日当だけで我慢してくれぇ〜! という声が聞こえたのか急に失速。なんとか岡部がさばいて5−2−6は2390円。ふぅ……。気がつけば3連勝あ〜んどやっとこさ20倍超げっとぉ〜♪ ちなみに2連単は650円。
 −2400+−3000+11950=6550(的中)
 5R目にやっとこさプラス転換。

6R 進入固定
1・井川真人 2・木下繁美 3・田中栄 4・中澤和志 5・花田和明 6・佐々木英樹

 2回目の進入固定戦、ここまで案外展示タイム順みたいなところがあって、展示タイムの順で買えば5−4−1・2ってなカンジ、はっきり言っちゃうとこのレースだけは締め切り直前までマークカードを塗るのを迷い続けたレース。木下と井川を天秤にかけてみたら釣り合うどころか真ん中からポッキリいっちゃった状態がしばらく続きまして……。さすがにこの4通りの3連単を買うとなったら。5-4-1 5-1-4 4-5-1 4-1-5 1-4-5 1-5-4 5-4-2 5-2-4 4-5-2 4-2-5 2-4-5 2-5-4 4-1-2 4-2-1 2-4-1 2-1-4 1-2-4 1-4-2……。なにやら本国から極秘指令を受けるスパイの乱数表とどう違うってカンジ、アタマ痛くなる上にぜってぇマークシートの塗り間違いをやって窓口で錯乱しちまうのは火をつけるよりもあきらか、早いところ3連単ボックスカードを作れと強く推奨。
 なわけでムキーってなカンジで脳みそがショート、そーなったらしょうがないのでイン井川を絡めて買う。
 5−4−1 5−1−4 4−5−1 4−1−5 1−4−5 1−5−4 各5枚
 をいっ! 井川。てめぇだけオレンジブイ起こしの1/2356って進入はなんだ? バッキャロー! もしここまで5連敗だったらオレ、こう叫んでたぞ『井川ぁ! 今すぐ死ね! 12レース終わったららオレも逝くから地獄でオレに釈明しろ! 浮いたら逝かねぇけどよ』4−2−5は1610円なり、井川は5着。
 6550−3000=3550

7R 一般特賞
1・田中博 2・高崎靖徳 3・久間繁 4・今坂勝広 5・兼島敏弘 6・今村暢孝

 なぁんとなく、3着がもつれそうなレース。なんとなく番組屋のほころびが見えてきたカンジ、3着をこじれさせて、あわよくばキチガイ万舟ってカンジのレースで、こいつも3=4と1・2着は瞬時に決まったけど例によって3着の扱いに困る。え? なんで今村じゃなくて今坂なのかって? いやなに、全員が展示6.5秒台なのに今村ひとりで6.75とかいうタイムなんでねぇ。3着になりそうなのがなわけで今村か兼島。とりあえずは今村が動けば兼島は6コースだろうって見る。
 4=3=6 各5枚

 はい、勝負するんだったら2連単スイチのレースでした。だってぇ、久間−今坂の3−4が600円もつくんですよぉ……。今村のトンチキは兼島ごときに抑えられて4着……。つまりは3−4−5で1880円。1着3着4着ではお話になりませんねぇブツブツ……。
 3550−3000=550

8R 一般特賞
1・岡部浩 2・飯田加一 3・上島久男 4・鈴木茂正 5・中西宏文 6・池田真治

 モーターのせいなのか、はたまたガイキチモーター11号機の直後で走ったせいか、4号艇鈴木茂正が止まって見えるありさま。普通なら消しなんだろうけど、11号機の後ろだし、仕方ねぇかな? と軸に絡める。もう上島でしょうがないのはお約束で、池田は展示番長だから捨て置くので実質5艇立て。しかしこの岡山のB1級池田真治、おそらくは日本一ターンのきれいな選手だと思う、展示でターンマークを全速で回る姿は見ててほれぼれするくらい、ただしそのターンを本番レースで見たためしがないんですけどねっ! あなたの街に池田真治がやってきたら是非その展示と本番でのターンのギャップを比較しながら見ていてください。4点B級ってのは納得ですから。てなわけで、2連単なら3=5と思ってたので、それに茂正2着までと加一の3着を組み合わせてみる
 3−5−2 3−5−4 3−4−5 5−3−2 5−3−4 5−4−3 各5枚

 上島ドカン、続いて茂正? じゃない、中西っ! 3着は加一!? えっえっ? 茂正は捜索願い。これにてわたしの頭の中では加一は3着屋認定第一号。茂正、上島のモーターのせいで見劣りしてたんじゃなくて本当に足りないみたいですな。いずれにせよ茂正が消えたので3−5−2は4220円。そろそろ3連単舟券の本領発揮かな?
 550−3000+21100=18650(的中)

9R 一般特賞
1・大平誉史明 2・雨宮昌一 3・堀江喜一郎 4.田中栄 5・上條信一 6・渋谷正義

 複勝率が30%に満たなくてA2ピンチだった10月の雨宮、なんとか複勝率30%に乗せて一息ついた11月、そんな勝負駆け燃え尽き選手なんか買えません♪ 雨宮がエンジンかかるのはおそらく12月から、んで毎回期末に複勝率が理由の勝負駆けが続く典型的なエレベーター選手にごあんな〜い。てなわけで本日一回じゃぁなおさら買えないのでばっさり一刀両断。おかげであっさり軸3艇が決まってくれた希有なレース。3連単で穴目があたるってのは案外こんな感じなのかな?
 1=5=6 各5枚

 渋谷の前付けをみた大平が無理にインを締めたせいで渋谷をいれたくない連中が大平に付き合うという大笑いな展開で進入が1234/56という上條まくっていいよ、ってな絶好のカド。はい、そんな好機を上條が逃す訳がなく234をまくり殺したまではいいけど、隙を火事場泥棒的に差した6コース渋谷が上條の殺りそこねた(予想屋曰く、同県だから遠慮して1−5をつくろうとしたに違いねぇとか)大平を埼玉じゃぁ義理もなんにもない大外からの渋谷が大平ををいわして1周1Mで6−1、予想屋的な見方をすると手を抜いたバチが上條に当たって堀江にさばかれかけるありさま、お客大絶叫、大平はいいとして6−1−3なんかで決まった日には5万舟って声がどこからか。待てぇ上條ぉぉ! 6−1−5を持ってるわたしとしては久々の絶叫。1着2着4着でキ印万舟を外した日にはおうち帰れないですもんねぇ……。
 なんとか堀江を上條が3周2Mまででなんとかさばいてくれたおかげで6−1−5でなんとか収まる。それでも6−1−5は7440円の高配当。
 18650−3000+37200=52850(的中)

10R 記者選抜
1・宮嵜隆太郎 2・花田和明 3・今坂勝広 4・宮内由紀英 5・中嶋誠一郎 6・松元保徳

 きれいに浮いたので黒字減らしってのは表向きで、実はさらなる儲けをたくらむべく投入金額を増加。で10Rは2枠の花田が上島に負けず劣らずの高速モーターながら前走3着精一杯のおろかっぷりだったので1銭もいらずと判断。そうなりゃぁ345の勝たせ番組でしょう? これってば。なぁんて決め打ちしたのが運の尽き。松元にちょっと気があったんだけど6枠6コースじゃぁ展開待ちだよなぁ、とか思いながら切り捨てる。これがなきゃぁ蔵の一つは立ててるんだろうなぁ。ついでに言っちゃえば、客が増えて窓口が混んできてるんで、締め切り3分前で並んで買えなかったって声がボロボロ聞こえてきて、それがまぁマークカードの記入ミスが原因で説明を聞こうとしないてゆーか、聞いてられるほど冷静になれるほど所持金のないオケラ一歩前な連中が窓口の一つおきに出てる始末、買い目を即答できないんだったら舟券を買うんじゃねぇっ! と、わけのわからん義憤に駆られると間違いなく舟券に不幸が訪れる訳で、それは平和島でも例外でもなかったわけで……。
 3=4=5 各10枚

 中嶋やる気なし!! 松元の先まくりを許した挙げ句に誰も止められず、6−3−4−5で確定、うわぁっ!! きたぁ、これでかいぞぉ!! とか叫んでいたら案の定39800円と初万舟が398倍ぃぃ、お客が沈黙、その後『やっぱ3連単はでけぇな』とつぶやく声とパラパラと聞こえる拍手とそれに向けられる嫉妬と殺気に似たオーラ。これが鉄火場だねぇなどと感心しつつ自分は2・3・4 だぁ〜〜〜ああっっ!! ってな大ハズレ。
 52850−6000=46850

11R 特選
1・青山登 2・中西宏文 3・中澤和志 4・久間繁 5・宮武準 6・倉重宏明

 いらない選手は倉重、青山がインを譲ったとしても当然深くなるのは請け合いなしで、江戸川なんかと違ってオレンジブイや100Mポールから起こして逃げられるほどメンバー軽くないので、巻き添え喰う青山も不要。レースの勢いという曖昧な根拠で中澤−久間の4=3を軸に考えてここも3着が問題。で、あと1艇切るのはどっち? 展示はよかったけどタイムが出てない宮武? 前半叩かれて2着な上にペラを換えた中西? 宮武はアタマか3着、中西も多分よくて2着、まだ金はあるのでココは掟破りの買い方をしちゃいました。窓口もなおさら混んでたしねぇ……。3−4−5の絡みをマークしたあたりで面倒くさくなってきて残りは3連複に乗り換える。
 2=3=4 各5枚 3=4=5 各5枚
 3連複 2−4−5 10枚 2−3−5 10枚

 合計14点買い、競艇を始めてから生まれて初めての多点買い。しかも結果的にキジ勝負。問題:各3点ずつ舟券にして、全部で何枚手元に舟券が来るでしょうか? 答え:よく買い間違えなかったな、オメェ……。てなわけで舟券は合計6枚。じっさいナンバーズみたいなノリになって、買い目の確認が間違いなく解りにくくなるので、多点買いは3連単なら3通りづつ2枚で、3連複は1枚にまとめるのが得策みたいです。当たった当たらないの確認が早くできます。きっと。
 なわけで舟券の揃え方とかを画策しているうちにレースが始まりカドの久間が飛び出して中澤!! と思ったらやってきたのが中西。ペラ交換が当たったみたいで中澤を簡単に料理。宮武は6コースじゃぁ何も出来ず、しくじったぁ……。買いすぎたってわけですぅ。4−2−3は2290円。
 46850−8000+11450=50300(的中)

12R 平和島選抜
1・今村暢孝 2・篠原俊夫 3・鈴木茂正 4・滝沢芳行 5・木下繁美 6・大平誉史明

 というわけで、最終レースを待たずにボロ勝ち決定につき無理はせず、軽く流して終了。一回やってみようと思った全枠買いですな、連単でやったら面白い買い目にならないけど3連単だと 3/3スタイルで買えるので組み合わせさえ間違えなきゃ寝てても万舟になりそう☆ なわけでオッズ板を初めてまともに見て。大穴目と本命目を買ってみました。
 本命 1=3=4 各10枚 穴目 2=5=6 各5枚

 マークカードを塗って窓口に出した瞬間に気がつく愚か者。『バカぁ! 3連単の一番人気は4−1−2だぞ! ここは1=2=4が本命で 穴目が3=5=6じゃねぇか』慌てて引き取って塗り直そうとしたしたけど後ろの列の長さを見て挫折。締め切り5分前でこの列じゃぁ、塗り直しているヒマなさそう。
 はい、結果は4−1−2で1600円。3連単のタテ目ってのも表現しにくいけど、これもタテ目ですよねぇ。
 50300−9000=41300

 結果としては12打数6安打。使った金額がきっちり5万。払い戻し総計が91300円の回収率182%は乞食勝負ばっかしてたわたしにとっては知らないうちに金使ってしまった恐ろしい結果になってしまいました。浮いたからいいけど。
 結論はまだ早いけど、3連単だぁ120通りだぁって、難しく考える必要はなさそうってのが本音です。ちなみにハズレ舟券を全部持って帰ったら厚さが5ミリに達してました。むしろこれだけハズレ舟券があるのに浮いて帰れるって方がおっかないと思う3連単初体験でした。